二流のコンサルは問題点の指摘ばかりする | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年7月17日金曜日

二流のコンサルは問題点の指摘ばかりする

おはようござます。
昨日は台風で運転が大変でした。雨で視界が悪くしんどかったですが、おかげさまで事故もなく帰って来れました。クライアントが時間をかけて取り組んできたことが少しづつ形になってきました。手ごたえを感じているものと、課題が見えてきたもの、そしてなかなか進まないもの・・・いろいろありますが、限られた時間でやるべきことを取捨選択できるようサポートしていきたいと思います。


問題点の指摘は現場のキャパを見極めて

問題をすべて抱えきれるのか?

Webマーケティングに限らず、真剣に一つのことに取り組むと問題点が次から次に出てくるものです。そして一つずつ問題を解決していくうちに実力が上がってくる。その通りだけど、問題を解決するペースや一度に抱えられる問題の量は人によって違います。問題点の指摘は必要ですが、気がついたらすぐに指摘というのは工夫がないかもしれません。

やりきれないほどの課題を出し続けたら・・・それは提案でなく嫌がらせかも。そして頑張って取り組んでも完成度が低くなりミスも出やすくなりがちです。気がついてもすぐに指摘しない。気をつけていることです。課題を見つけるとすぐ指摘したくなるのですが、それでは気がつかないうちにやりきれない宿題を与え続けているだけかもしれません。

キャパを超えた問題点の指摘は停滞につながる

子供の勉強だってそうですよね。宿題の与えすぎは勉強嫌いにつながります。そして、要領良く適当にごまかす子供に育てているようなもの。それでは本当の理解は進みません。

課題が多ければ多いほどやる気が出るクライアントもいれば、プレッシャーになるクライアントもいるのです。相手を見極めて適切なスピードと量の宿題を用意するのが最近のテーマです。課題がたくさん見つかってもすぐに報告せず、優先順位をつけ状況を加味したうえで伝えるよう気をつけています。

前は気が付いたことはその場で言っていました。しかしキャパを超えたら問題点を指摘しても右から左へ流されてしまうのです。そのうち「言いっ放し」「やりっぱなし」「ほったらかし」が習慣化します。

多すぎる問題は整理する、大きすぎる問題は分解する

最近ではクライアントから相談されても、内容を吟味し優先順位を見極めて、やらない選択を提案することが多くなりました。その分優先順位の高い課題にじっくり取り組み、試行錯誤を重ねるのです。

テーブルの上に物があふれると何から手をつけて良いか分からなくなるのと似ています。大きな課題から小さな課題まで何でもかんでもクライアントに押し付けて改善を要求するだけが方法ではないと思うのです。現場、現物、現実をじっくり観察し、その中から多くの課題を見つけだし、それらの本当の原因、一番解決インパクトの大きなものを見極めてからじっくり取り組むようにお勧めしています。

そうです。問題を指摘する前にすることがあったのです。多すぎる問題は整理し、大きすぎて手が付けられない問題は小さく分解することです。基本的なことですが、目の前の問題点は強烈で、すぐに手をつけたくなってしまうのです。だから意識して問題点を整理してから指摘するよう戒めています。

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