声の大きい人が幅を利かせる現場の特徴 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年8月31日月曜日

声の大きい人が幅を利かせる現場の特徴

おはようございます。
今週もミーティングの予定がちょうどいい感じに入っています。多すぎると質に影響が出るし、少なすぎるのも物足りない、だからちょうどいい量が気持ちいいですね。ミーティングではWebの知識はあくまでも脇役。「誰に」「何を伝えたいのか」そしてターゲットユーザーにどんな行動を起こして欲しいのか?成果を出すには基本方針からズレないことが重要です。でも意識しないといつのまにか変質しがち。その時々のノリで一貫性がなくなったり、流行りの手法に振り回されたり、結果を都合よく解釈したり・・・テクニックは必要に応じ取り入れるもの。いつも忘れないよう心がけていることです。そうしないと声の大きな人の意見に引っ張られてしまいます。


声の大きい人が幅を利かせる現場の特徴



大人の事情で成果が遠のく

物事を決めるのに声の大きさがモノを言うのは理想とは言えません。しかし、現実には上司であったり、営業のベテラン社員だったり、経営者だったり・・・影響力の強い人の意見に引っ張られてしまうことが多いですよね。Webマーケティングの現場でもそういうケースを多く見てきました。本来あるべき姿と程遠いのに「大人の事情?」で目をつぶってしまう・・・。デザインであったり、コンテンツであったり、外部パートナーであったり、メディアプランだったり。だから成果が出なくてもしかたがない・・・これは声の大きい人が望んでることではありません。そして誰にとっても良い状況ではありません。そんな現場には共通の特徴があるように思うのです。それは判断基準が不明確なこと(特定の人に依存すること)。だから声の大きさがモノを言うのです。

あるべき姿に近づける判断基準

マーケティングでいえば判断基準は3つです。

  1. ターゲット
  2. コンテンツ
  3. 目標


この3つを明確にすればいいのです。「誰に」「何を伝えたいのか?」そして、「何をして欲しいのか」それらを共有することが先決です。Webサイトでいうと・・・エンドユーザー、取引先、株主、学生、Webサイトを使う人は誰かターゲットを共有することが先決なのです。それもなるべく具体的にニーズまで掘り下げて考えるのです。そうすることでニーズに寄り添うコンテンツも見えてみます。そしてWebサイトを見てくれた人に何をして欲しいのか?目標を設定します。仮に成果が出なくてもその時は原点に戻ればいいのです。マーケティングの場合は「誰に」「何を伝えたいのか」そしてその人にどんな行動をとって欲しいのか?が立ち戻るべき原点です。せんじ詰めればそれだけが残るのだと思います。ターゲットとメッセージがあいまいだと実務に落とし込めません。宣伝方針もメディア選定もメッセージも総花的になりターゲットに突き刺さらないのです。これでは常に変化する状況に翻弄されるばかりです。そして声の大きな人の好みが優先されることになりかねません。そしてターゲットとメッセージの共有も重要です。ビジネスを一人で切り盛りしていたとしても、マーケティング活動をひとりで行うことはできません。展示会、Webサイト、カタログ、広告宣伝、イベント・・・社内外の協力なしでは難しいですよね。メンバー全員が同じ目標に向かうこと、そしてターゲットとメッセージを共有すること、合意形成がなによりも大切。ターゲットとメッセージを明確に決めず、メンバー間の共有もいい加減な現場では声の大きい人の意見ばかりが幅を利かせることが多いように感じます。そんな現場では検証もほとんど行われません。そして積んでは崩す不毛な作業が繰り返される・・・そして、安易な模倣やツール・テクニック信仰につながります。ターゲットとメッセージからマーケティングは始まります。リスティング、サイト制作、SEO、展示会、どれにもターゲットとメッセージには一貫性が求められます。しかし、現場では声の大きな人の意見に加え、一部の印象的なできごとや顧客の意見の影響もあり、さらにターゲットとメッセージが歪みがち。だから外部パートナーとして冷静に原点に立ち返る重要性を伝え続けています。

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