ノウハウのデータ化で職人の尊厳が失われることはない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年9月30日水曜日

ノウハウのデータ化で職人の尊厳が失われることはない

こんにちは。
予約投稿の時間を間違っていたのに今気づきました。

明日から10月ですね。あっという間に今年も残り1/4。この時期になるとある数字が気になり出します。それはすべてのクライアントのコンバージョン合計。お世話になったクライアントすべてのコンバージョン合計が対前年比でどれだけ増えたか?自分のなかの大切な指標の一つなのです。

コンバージョンが増える原因はWebの努力だけではなくむしろ景気動向やリアルの活動(営業や製品開発)に追うところが大きいのですが、それでもクライアントは最終的には利益アップを目指してすべての努力を重ねています。だからコンバージョンに無関心でいられないのです。1月から9月までのデータですが今のところコンバージョン総数は対前年度比10%以上アップしています。

コンバージョンの重みは様々ですが概ねクライアントのWebでの成果は順調のようです。今年最終四半期も引き続き気を引き締めていきたいと思います。この時期になるとクライアントの業績だけでなくいろんなことを振り返る絶好の機会。この機会に先々のことも考えたいと思います。

ノウハウをデータ化することで職人の尊厳が失われることはない。


毎日の積み重ねはとても大切ですが、たまにはじっくり振り返りを行い、そして1年後、2年後そして5年後、10年後のことも考えたいと思います。

1年後どんなことができるようになっているか?
そしてどんな貢献ができるのか?
2年後はどうか、5年後は10年後はどうなのか?

時々そういうことも考えてもいいのかもしれません。そう考えるとクライアントへの提案内容やその結果、そして次へに向けての分析など詳しく記録に残す必要を感じています。

結果は関係ありません。成功したものもそうでないものも、後で誰でも考察できるようにデータを残しておくということが大切ではないかと思うのです。

データの蓄積は直接的な貢献にはならないかもしれません。しかし、そのデータを分析し次に生かせれば、それは大きな財産になり得ます。事例の特殊性にばかり注目せず、様々な事例から共通項を見つけ出し、次につなげるために記録を残す仕組みを作れないかと考えています。

忙しい日常業務のさなかにすべてを記録することは到底できませんが、それでも有意義なデータを溜めていきたいと考えています。

なぜ誰にも注目されなかったあのプロジェクトは成功したのか?
なぜ成功間違いなしと思ったプロジェクトが失敗したのか?

自分で分析できなくともあとで第3者が考察できる環境を作ることが5年後10年後の役に立つのではないでしょうか?打合せ内容、決定事項、そして行動と結果。そのプロジェクトにかかわってなかった人でも考察できる情報を残せる組織はスターに頼らず競争力を維持できるのではないでしょうか?

そう考えると、これまでの仕事を振り返るとあまりにもデータを残してなかったと反省します。

フリーランスでもクライアントのために出来うる限りデータを残し共有しておく必要があります。チームで運営するプロジェクトはなおのこと情報を残し共有しなければ品質の安定性、そして属人的なノウハウ依存リスクが増えてしまいます。

分からないことがあったら人に聞くことは大切です。しかし、人に聞かなければ何もわからないというのは危機的な状況です。ノウハウをデータ化することで職人(個人)の尊厳が失われることはありません。

むしろ多くの人にノウハウを知ってもらう絶好の機会です。そしてさらに磨きをかけるきっかけにできるのだと思います。そう思い出来る限り記録を残すことを習慣づけたいと思います。

この記事もおすすめ
営業日報の活用で守るべき4つのポイント
広告設計書のないリスティングはノウハウが溜まらない