おはようございます。
連休のおかげでずいぶんのんびりできました。毎朝決まった時間にウォーキングに出かけ後は家でゆっくり過ごす。予定を入れずに本を読んだり、音楽聞いたりこういう休日もいいのんですね。連休中にプロジェクトマネジメントの本を読みました。時間があったので内容をノートにまとめながら読んでいました。いつもは目次にざっと目を通してから全体像をイメージしながら読み進めています。でも、眠くなったり他のことに気を取られ、せっかくの内容が頭に入らないことが多いのです。しかしポイントをノートにまとめながら読むとすごく理解が進むのです。分厚くて難しい専門書でしたが、重要なポイントはすっかり頭に入りました。あとは実践を重ね身につけていこうと思います。
タイトル:世界一わかりやすいプロジェクトマネジメント 第4版
著者:G・マイケル・キャンベル
発売日:2015/3/21
ジャンル:マネジメント・人材管理
ISBN-10:4862804438
ISBN-13:978-4862804433
本書には豊富な経験と知識そして人間力を必要とするプロジェクトマネジメントを身につけるための情報が満載されています。印象に残ったことをまとめて紹介します。
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クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?
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タイトル:世界一わかりやすいプロジェクトマネジメント 第4版
著者:G・マイケル・キャンベル
発売日:2015/3/21
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ISBN-10:4862804438
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プロジェクトを手掛ける理由は一つに集約する
大型施設建設のプロジェクト、ITツール導入プロジェクト、社員教育プロジェクトなど様々な業界でプロジェクトが手掛けられています。内容も目的もまちまちですが、あらゆるビジネスプロジェクトが手掛けられるには共有する理由があります。それは利益を上げること。直接・間接を問わずプロジェクトは最終的に利益に貢献する必要があるのです。だからビジネス目標に連動しないプロジェクトはそれだけで失敗です。新規事業立ち上げプロジェクトも、採用プロジェクト、社員研修プロジェクト、そしてマーケティングプロジェクトも根本にはビジネス目標につながる根拠とシナリオが必要です。すべてのステークホルダーの理解を得る
そしてプロジェクトにはプロジェクトメンバーのみならず複数の利害関係者が存在します。協力会社、経営層、顧客、地域社会など様々な関係者にそのプロジェクトの意義を理解してもらい協力を得ることが重要。ステークホルダーとの合意形成がプロジェクトの成功には不可欠です。ステークホルダーとはスタート時のみならずプロジェクト終結まで注意深くコミュニケーションを取る必要があります。プロジェクトの4つのフェーズ
そしてプロジェクトは定義、計画、実行、終結、4つのフェーズから成り立ちます。定義フェーズ
まずステークホルダーを特定し、プロジェクト目標を設定します。そしてプロジェクト成功を阻むリスクと制約条件を把握し対策を検討し、成功の基準を明らかにします。計画フェーズ
プロジェクトに必要な作業をすべて洗い出しスケジュールを作成します。その時プロジェクトの中で最も時間を要する作業(クリティカル・パス)を特定し、ヒト・モノ・カネを重点的に投下するのがプロジェクトのスケジュールの肝です。そして外注費、材料、設備、人工などを計算しプロジェクト全体の予算を積算します。そのうえでプロジェクトチームを編成し、必要な材料やツールを調達します。実行フェーズ
そして計画したすべての作業を実行します。プロジェクトマネジャーは求められる品質、スケジュール、予算が守られているか適切に観察しコントロールしていきます。そしてビジネス目標との整合性を確認することを忘れてはなりません。終結フェーズ
プロジェクトが完成したら詳細を記録に残し、検証を行い教訓を得てプロジェクトは解散します。そしてメンバーはそこで得た教訓を持ち帰り、次のプロジェクトに生かしていきます。プロジェクトマネジメントに必要な10の知識
米国のプロジェクトマネジメント協会では「PMBOK®ガイド」でプロジェクトマネージャーが注力すべき10の知識エリアを定義しています。
- プロジェクト統合マネジメント
- プロジェクト・スコープ・マネジメント
- プロジェクト・タイム・マネジメント
- プロジェクト・コスト・マネジメント
- プロジェクト品質マネジメント
- プロジェクト人的資源マネジメント
- プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント
- プロジェクト・リスク・マネージメント
- プロジェクト調達マネジメント
- プロジェクト・ステークホルダー・マネジメント
サイト制作は小さなプロジェクト
本書を読んで改めてサイト制作は規模は小さいけどプロジェクトだなと思いました。上手くいかないサイト制作はビジネス目標からかい離していたり、制作途中から予期せぬステークホルダーが現れたり、経営層の理解が不完全で協力を得られなかったり・・・そもそも要件定義をしてなかったり、仕様が甘かったり・・・典型的なプロジェクトで見られる失敗の原因に通じるものがあるのです。Web担当者やWeb制作会社、そしてWebマーケティングに関わる人にプロジェクトマネジメントのスキルは必須だと思います。この記事もおすすめ
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