目標設定のフレームワークSMARTに不足しているもの | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年9月29日火曜日

目標設定のフレームワークSMARTに不足しているもの

おはようございます。
興味を持って情報収集を始めたら、不思議なことにその知識が役に立つ相談が舞い込む!そういうことがたまにあります。最近そういうことが続いています。

色んなことに興味を持って情報収集するって本当に大切ですね。直接本業に関係ないことも興味が持てる事なら吸収しておいた方がいいと実感しています。今回持ち込まれた案件を成功させるためにもスピードアップして1日も早く今学んでいることを身につけ役立てようと思います。

製造業で使われるフレームワークにもWebマーケティングに活用できるものが多くあります。食わず嫌いせず新しいことを吸収したいですね。

知っておきたい目標設定のSMART

Webマーケティングに限らず営業でも、研究開発でも目標は重要です。皆さんも目標が大切だと一度は言われた経験があるのではないでしょうか?そして目標の設定について勉強したことのある人なら目標設定の”SMART”を聞いたことがあるかもしれません。

S(Specific):具体的
M(Measurable):測定可能
A(Agreed-upon):同意されている
R(Realistic):現実的
T(Timely):期限が明確
アメリカの経営コンサルタントブライアントレーシーが提唱
SMART自体は素晴らしいものです。そして、少し検索すれば調べることができるフレームワークで決して難解なものではありません。だけど残念なことに実際のビジネス目標でSMARTをすべて満たす目標は少ないように感じています。

抽象的なもの、期限が曖昧なもの、非現実的なもの、そして測定できず検証のしようがないもの・・・そういったものを見かけることがあります。

そして関係者が納得の上で達成を目指すということも忘れがちなポイントに感じています。というのもじっくり目標について検討され、なお納得するまで話し合いを行う時間的余裕のない現場が多いからです。自分自身を振り返っても身に覚えがあります。切羽詰まった状況を招いた時点でミスなんだと思います。

目標設定するならまずSMARTを押さえるべし。それは間違いありません。でもそれだけでプロジェクトが上手くいくほど甘くありません。これまでの経験でSMARTに加え2つのチェックポイントが大事だと感じています。

その目標は利益につながるか?

マーケティングプロジェクトでもIT導入プロジェクトでも採用プロジェクトでもビジネスでは最終的に利益につながるシナリオが必要です。プロジェクト完了後に期待される売上増加やコスト削減を盛り込むことが重要です。

計画しているプロジェクトはより大きなプロジェクトのサブプロジェクトかもしれません。それでもサブプロジェクトが完了することが最終プロジェクトのどの部分に貢献するかを明確にし、利益にどの程度貢献するか検討する必要があります。

ユーザーや従業員、そして協力会社などステークホルダーに対しそのプロジェクトが効果を発揮し、直接・間接を問わずり利益に貢献する必要があるのです。そういったことが考慮されない目標はいかにSMARTに従っていてもビジネス目標としては価値がありません。

忘れてはならない責任の所在

もう一つ忘れてはならない目標の基準があります。それは”責任の所在”を明確にすること。小さな仕事ではあまり意識しなくとも責任範囲が明快で問題になることは少ないかもしれません。しかし、多くの人が参加するプロジェクトでは個々のメンバーの責任が希薄になり責任の所在があいまいになることがあります。

責任の所在があいまいにならぬよう目標をメンバー間で共有し各メンバーの仕事と責任を明確にする必要があります。最終責任は責任者にあることは当然ですが、責任の所在が不明確なことがないよう検討を行い責任をメンバーに分担することも重要です。

目標とそれに伴う権限と責任を共有するというプロセスを得たプロジェクトは確実に一歩成功に近づいているのだと思います。このプロセスを省いて作業に取り掛かかりがちですが、そうならないように戒めたいと思います。

まとめ

なんだか失敗したプロジェクトのあるあるのような話になってしまいました。目標設定のSMART+2を大切にしたいと思います。

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