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将来の顧客ニーズを満たすべく準備する

おはようございます。
昨日は早く寝てしまったのでものすごく早起きしてブログを書いています。そして5時30分までに書き上げて日課のウォーキングを楽しみたいのです。夜遅くまで起きているのが苦手なので、気分が乗らないのに無理するより朝やるほうが効率がいいのです。今何時?3時35分です。こうなると朝というより夜かもしれませんね。このところプロジェクトマネジメントについて学んでいて、印象に残ったフレーズがあります。それは・・・「将来の顧客要求を満たすべく準備する。それがプロジェクトの発端。」

将来の顧客ニーズを満たすべく準備する


先を見据え準備する

今の顧客ニーズではないんです。将来の顧客ニーズを満たす準備。常に先を見据え準備をする姿勢を持ちたいと強く感じました。実際、自分の仕事も規模の大きなプロジェクトが増えてはじめ、これまでの勘と経験では追いつかなくなりそうだと感じていたのです。それがプロジェクトマネジメントに興味を持ったきっかけでした。そう思い振り返るとプロジェクトマネジメントに限らず、いろんなことを将来の顧客ニーズを満たすために取り組んできていたのです。リスティングを始めてすぐにアクセス解析とサイト制作が不可欠なことを理解し、それからしばらくしてリード獲得後のDBマーケティング、そして投資効果を客観的に評価し説明するためのMQ会計、それから今学び始めたプロジェクトマネジメント、すべて将来の顧客ニーズを先回りしたくて学んできたのです。

変化しないことはリスク

常に変化する市場や顧客。成長するクライアントは今の顧客ニーズだけでなく将来の顧客ニーズにも敏感に反応しています。生産財業界の場合は主に研究開発、製品開発、生産性向上で将来に向けて研鑽を励まれています。けっして今のままで良い企業はありません。そんなクライアントの役に立つには常に先を見据えて準備し続ける必要があるのだと感じています。変化しないことはリスクなのだと思います。失敗してもいいので新しいことにチャレンジし続ける。新しいチャレンジにはリスクが伴います。しかし、それは前向きで小さなリスク。何もしないと音なく忍び寄る大きなリスクが待ち構えているように思うのです。

プロジェクトのない組織は緩慢な死を迎える

そう考えると失敗のないやり慣れた方法ばかりを繰り返す組織は大きなリスクを育て続けているのかもしれません。小さなリスクを避けること、無難な選択を繰り返すこと、それが習慣になっているとしたら・・・人間関係に頼ったお願い営業、惰性で続ける雑誌広告、そして変わり映えしない展示会出展。そんな極端でなくとも5年10年と仕事の進め方や営業方法、マーケティング戦術に変化がないとしたら・・・研究開発や生産性向上で研鑽を続ける生産財業界ではありますが、営業・マーケティングでは同じことを繰り返し続けている企業も少なくありません。これまでにない取り組み≒プロジェクトに全く取り組んでいないとしたらその組織は緩慢な死を迎えようとしているのではないでしょうか。技術革新だけでなく営業・マーケティングにも革新がなくてはならないのです。将来の顧客ニーズを満たすべく新しい営業・マーケティングにチャレンジして欲しいと思います。
そしてそのお手伝いができるよう常に準備をしたいと思います。

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おはようございます。 自社サイトって意外と見ていない人が多いもの。日ごろ仕事をしていて感じることです。だから、不具合や古い情報を垂れ流しのままにしているサイトがなくならないのかもしれません。 ユーザー目線は難しい だから、自社サイトをじっくり見れば問題に気がつき成果が上がる・・・そんなこともありません。どうしても主観的なチェックになりがちで問題を見逃すことがでてくるもの。そして問題をみつけても改善方法がわからない・・・。問題が多すぎてどこから手を付けるべきかわからない・・・。そういう時に声がかかることが多いように思います。よく”ユーザー目線で見ることが大切”といわれていますが、これがなかなか難しい。だから、お声がかかったときはクライアントの代わりにチェックするのが自分の役割だと思っています。ユーザーになりきるなんてできないのです。思い入れのある製品・技術、そして改善活動の積み重ね・・・多くの経験と苦労が客観視することを邪魔します。それができるならWebサイトでも成果は出せるはず。というよりもユーザー目線になれるなら製品開発も営業も大抵うまくいく。分かっているけどできないことの典型なのです。だからクライアントに「ユーザー目線で自社サイトを見なきゃダメ。」とは言いません。私にできることはユーザー目線は難しいけど、事情を知らない第三者として素直にサイトを見ることです。 感じたことをそのままお伝えしない 自社サイトをユーザー目線で客観的に見ることが難しいから第三者の意見が求められるのです。大人の事情を知らない・気にしない。それもユーザー目線に近づくための必要条件のひとつ。製品に対する思い入れや愛情もユーザー目線には不要です。固定観念や思い入れは邪魔になるだけ。見たまま、感じたまま、そして、アクセスデータから客観的な事実を抽出する。でも、感じたことをそのままお伝えすることはしないんです。感じたこと・気がついたことを忘れないように整理しながらどう伝えたら改善行動につながりやすいのか?また、悪い指摘ばかりして、感情的な拒絶をされ建設的な話ができなくならないように細心の注意をしています。 長所を見つけ伸ばしていく 基本的には悪い指摘だけで終わらせない。クライアントの良さが伝わる具体的な改善案を合わせてお伝えする。そして、悪い面だけなくクライアントが気...

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