作るときも買うときもQCDは必要 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年10月14日水曜日

作るときも買うときもQCDは必要

おはようございます。
ユーザーの役に立つコンテンツを公開すればいい。Webマーケティングの成功の秘訣はそれに限ります。

ド真ん中のストレート。
シンプルなことが奥深いんだなあと痛感しています。

しかし、生産財業界では魅力のある技術や製品ほどクライアントへ配慮して非公開の道が選ばれがち。それ自体は間違っていないし素晴らしいこと。しかし、すべて非公開では新しい顧客に出会うことは限りなく不可能に近づきます。

作るときも買うときもQCDは必要

価格公開が当たり前になって欲しい

いまだに賛同を得ることができていませんが、生産財のWebサイトも価格公開が当たり前になって欲しいと思います。だってユーザーが採用を検討するのにQCDは一つも欠かすことはできないからです。そしてWebサイトで簡単にQCDを調べたいという根強いニーズがあるからです。

なのに価格を全くの非公開で新規の問い合わせが欲しい・・・それは虫が良すぎるように思います。スペックだけでおおよその価格が想像できる人だけでいい。それ以外の人はうちのユーザーにならなくて結構。そう言い切れるならばスペックだけWebサイトに公開すればいいのだと思います。

でもこれは作り手の理屈。

納期と価格を知りたいなら問い合わせしろ!!!
そんな態度では尻込みする人も多いはず・・・
それで注文が絶えないならいいんです。
でも、注文に困っているなら・・・納期や価格から逃げていては始まりません。

購入検討にQCDは不可欠

購買担当者や設計、製造の立場に立てばQCDの情報が事前にわかるほうがいいに決まっています。価格や納期を公開できない理由が多いことは百も承知です。だからこそ、真っ先にその課題に取り組み解決した会社に大きなチャンスが巡ってくるのだと思います。

あなたが購買担当だったら・・・

価格が分からなくて検討できますか?
Yesと言い切れますか?

価格や納期を公開しない企業がほとんどという状況を・・・
常識と考えるか絶好のチャンスと考えるかはあなた次第。

価格公開のリスクとメリット。
天秤にかける企業がもっと増えてもいいと思います。

数は非常に少ないですが、生産財でも価格公開というリスクを負って大きな成果を得ている企業を知っています。その企業はシンプルな原則を忠実に守っているだけです。

障害をクリアするのが本当の差別化

作るときと売るときで態度を変えるのが賢い商売ではない
製造現場が大切にしているQCD。その重要な情報をできる限り公開するという基本を愚直に守っているだけです。そこに小難しい理論もなければ、最先端のマーケティング理論もありません。

ユーザーが必要とする情報をできうる限り公開する。
とてもシンプルな原則があるだけです。

できない理由を上げることは簡単。
恐ろしいほど単純な原則を守るためにその障害をひとつづつクリアするのが本当の差別化ではないでしょうか?たとえそれがカスタム品であってもユーザーが大よその価格をイメージできるようにする努力が必要です。

作る時の原則
買うときの原則

それが一緒のほうがいいと思いませんか?
わたしは一緒のほうがいいと思います。

モノづくりの時はあれだけこだわっているQCD。
マーケティングの時は価格も納期も教えない・・・
それで新規顧客を開拓しようというのはやはり虫が良すぎるように思うのです。

作るときも買うときもQCDは必要ですよね。
顧客志向ってこういうシンプルなところに現れたりします。

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