QCDがはっきりしないままサイト制作を発注しない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年10月6日火曜日

QCDがはっきりしないままサイト制作を発注しない

おはようございます。
このところプロジェクトマネジメントの手法をWebサイト制作に生かしたいと思い本を丁寧に読み返しています。読んで全く理解できないほど難しいことは書かれてないのですが、過去にうまくいかなかった仕事を振り返りながら読んでいるとやるべきことをしていなかったり、順序が逆になっていたことに気づかされるのです。

QCDがはっきりしないままサイト制作を発注しない


一つも欠かせないQCD

仕様が決まらないうちに仕事を発注することは本来邪道。一歩間違えば下請けイジメにつながります。きっちりニーズを理解し、すれ違いがないよう要件定義を行い仕様に落とし込む。そしてタスクをすべて洗い出し、納期と見積もり依頼をする。それができれば気持ちよく仕事は進んでいくのですが・・・

しかし、現実には
 【絶対にずらせない納期がある】
 【予算に限りがある】
 【要望を仕様に落とし込めない。】
 【現状分析しないで思い込みで進んでしまう。】

失敗した案件はどこかが抜けていたり、順序が逆になっていることが多いように思います。やはり仕様、納期、予算のバランスを取りながら仕事を進めていくのが基本です。

そうですQCDです。

1つも欠かすことはできないのです。しかし、実際にはやむを得ない場合もあるでしょう。QCDすべてが完璧にそろった仕事ばかりとは限りません。たまには納期だけが決まっていてコストや仕様があいまいなままスタートせざるを得ないこともあるでしょう。

例外の状態化はリスク

しかし、例外のほうが多い状況は正常とは言えません。稀だから例外なのです。例外が常態化しているのは発注の仕方がデタラメなのかもしれません。

制作を依頼する際、希望予算と納期の見積もりには詳細な仕様が不可欠です。仕様があいまいな案件は納期遅れと追加予算に悩まされることになります。失敗した案件を見ていると予算は制作会社が泣くことが多いように感じますが、納期遅れのリスクはクライアントが負うことになります。

これでは双方にとってマイナスでしかありません。QCDに長けた生産財メーカーでもなぜかWebサイト制作では仕様の詰めが甘いことがあるのです。受託開発では仕様が決まらないまま受注することがない優秀な会社にもそういうことがあります。

正しい依頼でQCDを改善する

仕事を受ける立場に立ったら仕様が決まらないまま納期回答したり見積もり提示するリスクを熟知しているはずです。Webサイトも同様。まずは目的や課題を明確にし、コストと納期も計算に入れながらそれを解決するための仕様に落としこむ。

納期が短くなればコストは下がります。きっちり要件定義を行い仕様から曖昧さをなくせば、それだけ手戻りやミス、仕様変更のリスクは減り、短納期、コストダウン、そして品質向上という果実を双方で分け合うことができるのではないでしょうか。

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