品質と同じようにスピードに気を配る | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年11月20日金曜日

品質と同じようにスピードに気を配る

おはようございます。
今日は1日じっくり企画を練ろうと思います。電話に出ないで集中してプランを考えます。大筋の方向性を決める大切なプロセスです。情報の漏れやダブりに注意してクライアントの目標に沿って市場環境と競合の動向に注意しながら検討を重ねようと思います。企画は内容が命。それは間違いありません。しかし、私はそれと同じくらいスピードを気にします。

企画書に完璧を求めて時間をかけ過ぎない


遅れればハードルが上がる

企画書作成にかかる時間は評価に大きな影響を与えます。相手の予想よりも早く仕上げるとその分評価が高まることが多く、遅くなればそれだけ損をする可能性が高いのです。クライアントは時間がたてばたつほど期待してしまうのです。「1か月あったら、きっと素晴らしい企画を提出してくれるだろう」時間がたつことで無意識に期待値が高まります。遅れればその分ハードルが上がります。完璧を目指し時間をかけている間に相手の期待値が上がってしまうのです。「1か月も待ったのに・・・」あなたがどんなに忙しく仕事を掛け持ちしていても関係ありません。クライアントは企画書の内容と時間であなたの能力まで評価してしまうのです。「え?あの企画もうできたの!」こういうタイミングで提出するのが大切。それだけで評価は上がります。

時間がたつと関心が薄れる

また時間がたつことでクライアントの関心が薄れるリスクを忘れてはなりません。依頼されたときはあんなにテンションが高かったのに・・・「あの企画もういいんだよ。今は優先順位が下がっちゃって・・・」こんなことになったら悲惨です。クライアントは依頼したときは関心が高くても気持ちが変わるリスクは常にあるのです。リスクを減らすにはなるべく時間を空けないことが大切です。そしてライバルの存在も忘れてはなりません。自分より早く企画書を提出し、相手の反応を見て次の手を打っているかもしれません。ようやく企画書ができたころには・・・「ごめん。あの企画A社で決まったから。」すでに時遅しということだってあり得ます。

スピードは熱意

そうです。企画書提出のスピードは熱意をあらわしています。クライアントファースト。いくら口で言っていても伝わらないのです。それは行動で示すもの。企画書提出のスピード一つにも熱意はあらわれるのです。企画書は内容が大事。それは誰でも思うこと。クライアントは内容とスピードのバランスで総合的に判断します。

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