マーケティングを極めるなら野菜作り | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2015年12月17日木曜日

マーケティングを極めるなら野菜作り

おはようございます。
昨日は予定通り企画書を完成。今日も別案件の企画を完成させたいと思います。年内の稼働日は残り僅かになってきたので時間を大切に使おうと思います。年末は大切な区切り。この時期に種をまいてしっかり育てたものを収穫して次の年を気持ちよく迎えたいと思います。いつも思うのですがマーケティングと野菜作りは共通点が多いように思います。

マーケティングを極めるなら野菜作り


収穫はコンバージョン

素人仕事ですが野菜作りを続けていて一番楽しいのはやはり収穫。春キャベツの甘くてシャキシャキした触感。夏はとれたてキュウリをそのままかじる贅沢。秋はサトイモで作る芋煮をみんなでつつく楽しさ。冬は白菜を使ったホッカホカの鍋。新鮮な野菜を収穫することが楽しくてたまりません。取れた野菜をおいしく頂くことが最高の楽しみです。そして、収穫までの苦労も良い思い出になるのです。マーケティングも同じ。コンバージョンが増えることが楽しくてなりません。成果が出ればそれまでの苦労は報われます。だから大変なことも乗り越えられるのです。

手入れは施策

収穫の楽しさを実感すると、もっとおいしい野菜を作ろうと欲が出ます。水遣りや追肥など日々のお世話に関心が出始めます。さらに間引き、剪定、雑草取り、害虫駆除などに気が回るようになります。日々の天候に気を配りながら適切なタイミングでお世話をする。ちょっとした変化・異変を見逃さずケアをすることが収穫を左右します。手をかければ反応があることを知れば手入れも楽しくなります。マーケティングも同じです。日々の工夫の積み重ねで反応が変化します。アクセスが増える。直帰率が下がる。滞在時間が伸びる。直接のコンバージョンでなくとも反応が出ることを楽しめるようになります。

種まきは新規開拓

自生する植物は種を自分で蒔くことはしません。自然に落下したり、風や鳥・動物に運んでもらいます。種が落ちても動物に種を食べられたり、土がないこともあり発芽率も高くありません。種まきは温度、湿度、栄養の揃った育ちやすいタイミングに行います。そして種を植える深さ、一度に植える種の数、虫や鳥対策など何度も試行錯誤して見つけられた効率的なパターンで植えるのです。新規開拓も同じ。自然に注文が入ることを待っても案件発生率は低く運任せです。相見積やひやかしなども多く成約率はごく僅かです。新規開拓も試行錯誤を繰り返しノウハウをためて精度を上げるのです。いつまでも同じ方法を繰り返してはジリ貧になります。

土づくりは総合力

いい野菜を作るには土が大切。収穫ばかりにしていると少しずつ土が痩せます。同じ場所に同じ野菜を何年も植え続けると連作障害になる野菜もあります。野菜に必要な養分が足りなくなり、そのままにしておくと収穫が先細ります。追肥や水やりの効果は限定的。やはり土づくりが土台なのです。土づくりは10年かかると言われます。マーケティングも同じです。じっくり時間をかけて本物の競争力に磨きをかける。会社の総合力を高めることが一番大切。その土台の上に収穫≒コンバージョンが実るのだと思います。

まとめ

マーケティングも野菜作りもまだまだ修行が足りません。日々精進。それしかありません。

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