AIをむやみに恐れず健全な危機感を持つ | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2016年5月31日火曜日

AIをむやみに恐れず健全な危機感を持つ

おはようございます。
昨日、NHKスペシャル 天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探るをみました。AIによって世の中がどう変わるのか?好奇心と少々不安の入り混じる番組でした。でもむやみに不安を感じても意味がありません。番組に煽られてることもありません。まずは正しく現状を認識すること。今更感はありますがAIについて理解しようと思います。

AIをむやみに恐れず健全な危機感を持つ


番組を見ていると何か未来の話、自分のいる世界とは違う話。そういう印象を持った方もいるかもしれません。でも身近な話だと思います。羽生さんの言葉を引用したいと思います。

羽生善治さん 取材を終えて
人工知能に出来ないことはもはやないかもしれない
絵を描くとか、自動運転とか、医療の診断とか、これだけ汎用的というか、幅広く、いろいろな世界で進歩が起こっています。今までだったら、人が最も得意とすることなど、AIが関与するのは考えもしなかったことでも、もう具体的なところまで来ているのを目の当たりにすると、「この世界だけは特別で、絶対AIが入ってくる余地がない」ということはないのではないでしょうか。 「これは人間しかできない」とか、「これはAIには出来ない」ということはないということを前提に考えているほうが、いいのではないかなと思います。(http://www.nhk.or.jp/special/ai/より一部抜粋引用)

すでにWebマーケティングにもAIは使われています。ジャストシステムからAIを活用したリスティング運用サービスも展開されています。そしてアドワーズのスマートゴールもAIを使ったシステムです。今後その精度も上がり応用範囲も広がることが予想されます。身近なところですでにAIに触れていたのです。むやみに恐れず冷静に半歩先を見て動く。AIを恐れるより、自分のスキルを磨くこと。AIだけでなく世の中には驚くほど優秀な人がたくさんいます。それでも自分にも役割はあるのだと思います。今ある仕事に最善を尽くす。そして結果を検証し次に生かす。自分にできることを着実にこなすだけ。むやみに恐れず健全な危機感を持つことが大切かなって思います。

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