生産財業界をモニタリングし続ける訳 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2016年9月9日金曜日

生産財業界をモニタリングし続ける訳

おはようございます。
あっという間の1週間。重い仕事を終わらせ次に取りかかることができそうです。その合間にクライアントの競合企業を調査し、いざというときすぐに比較できるよう環境整備を行っています。

生産財業界をモニタリングし続けるわけ

情報が少なくては分析できない

3C分析もオーソドックスな手法ですが、中小企業では取り組んでいないWebマーケティングの現場がほとんど。分析してみたくても競合企業の情報が少なく意味のある分析ができないことが多いのです。業界内のうわさや評判をもとに分析することはできません。憶測で3C分析することになるからです。分析には定量情報と定性情報の両方が必要。きちんと定点観測する必要があるのです。複数の人が意思決定にかかわるBtoB。様々な立場の人の考えを集約し共通の目標に向かうために、状況を理解し納得したうえで行動に移すのに数字が必要なのです。そのうえで現場で感じた定性情報を加味しないと印象の強い案件や声の大きな人の意見に引っ張られ客観的な判断が下せなくなる恐れがあります。

クライアントの代わりに情報蓄積

だからクライアントの代わりに競合情報をせっせと蓄積しているのです。Webマーケティングにからんだ競合企業の情報を集めている生産財メーカーを見かけることは稀なので、代わりに情報を集めているのです。いざというときのためのデータ蓄積。本当に地味で労力のかかる仕事です。それらを必要な時にすぐに取り出せる環境を整えておく。客観的に3C分析するための備えです。判断は比較で行う。縦の比較と横の比較。過去、現在、未来そして自社と他社。当たり前のことを簡単に行うための環境整備。理想にはまだまだですがどんなに忙しくても後回しにせず取り組む課題です。

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