完璧な資料は単なるマウンティング? | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2016年12月15日木曜日

完璧な資料は単なるマウンティング?

おはようございます。
クライアントに提出する資料は完璧でなければいけない。一般的にはそう思いがちかもしれません。でも、そんな思い込みは視野を狭める危険があります。打ち合わせには手書きのラフや図が役に立ちます。完成された資料は新しい発想の妨げになることがあるのです。


完璧な資料は単なるマウンティング?




クライアントの理解度を探りつつ、自分の思い違い、勘違いを見つけすり合わせを進めていく。そのプロセスには未完成ということが一目でわかる資料が最適。ツールを使って作るワイヤーフレームですらあえて手書き風にするくらいです。完成された資料にツッコミは入れづらいと感じる人もいるのです。だからクライアントの性格も考えて完成度を高めず現場で書き加えながら説明し、意見をうかがいクライアントの考えを取り入れることもあります。サイト設計もリスティング設計もいきなり完成したものを提出しない。徐々に完成度を高めていく過程をクライアントに見てもらいながらクライアントの考えも取り入れていく。そうすることで相互理解の進んだ仕事になっていくのだと思います。だから話し合う内容は事前に伝え宿題を出すことも多いのです。そして議論をしすり合わをしたうえで議事録に残し完成度を高めていく。そのうえで共同で作った企画書を実行し検証することで次の仕事に活かすノウハウをクライアントと共有するのです。完成度の高い資料はすり合わせが終わり相互理解が済んだ後に提出するもの。それは一方的な提案書でなく、共同作業の結晶としての資料。だからその資料は受け入れられるのです。一気に完成度を高めず一歩づつ信頼関係を高めながらあえて共同作業で資料を作り上げていく。そういう方法もアリだと思います。というよりも・・・・ビジネスパートナーになることの上手な生産財メーカーの営業がポンチ絵などを使って普通に行っていることです。それを真似させてもらっています。いい資料には適度なツッコミを誘発し発展する仕組みがあります。すり合わせなしに完璧な資料を作ろうとするのは・・・もしかしたら単なるマウンティングかも。一度セルフチェックしてもいいかもしれませんね。

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