PDCAの凄み | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2016年12月14日水曜日

PDCAの凄み

おはようございます。
昨日はサイトリニューアルの反省会を開きました。プロジェクトの肝となるQCDに注目しプロセスの標準化、見える化を進めることが目的です。おかげで多くの気づきが得られ改善が進みそうです。デザインはオリジナリティーが大切ですが、制作プロセスは標準化がとても大事。

PDCAの凄み


これまでの経験を生かして型を作り上げる。それをベースにオリジナリティーを出していく。といっても・・・・・デザインでオリジナリティーを出すわけではありません。オリジナリティーはクライアントからにじみ出るもの。クライアントが主役でデザインは引き立て役。それを忘れてはなりません。話が逸れたので元に戻します。反省会の大事な役割は失敗の分析と共有。そして改善案の決定と実行。成功の報告にほとんど意味は感じません(ちょっとした自慢になるくらい?)。失敗の共有、そしてヒヤリハットの報告。これはとても重要。他人の貴重な経験を参考にする絶好の機会です。失敗にこだわるのは、それが成長の芽やリスクになるから。成長の芽を摘み取ることなく、リスクを隠すことなく伝えていく。それがチームで行うPDCAの凄みだと思うのです。失敗の分析が犯人探しにならないように、知見を深め伸び代の共有となるように。失敗のオープン化は恥ではありません。後戻りせず成長するための第一歩だと思います。ただし同じ過ちを繰り返すのはNG。致命傷に至らない失敗なら許容範囲です。痛い思いをした経験は身に染みて役立つもの。それはチャレンジした証だと思うのです。そして約束したQCDを守り、クライアントの目標達成に貢献するパフォーマンスを出す。そのためにひとつの経験も無駄にしたくないと思います。

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