データを読み解く2つの視点”分解”と”統合” | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年1月26日木曜日

データを読み解く2つの視点”分解”と”統合”

おはようございます。
データは分解するとよくわかる。これはアクセス解析をする人なら知っている定石です。漠然とサイト全体の数字を眺めてもサイトの課題が見えてくることはありません。


データを読み解く2つの視点


だから慣れるとデータを分解して見るようになります。掘り下げてサイトの課題を浮き彫りにする。問題を特定して打ち手を実行する。教科書通りの基本です。でも、それでうまかない時だってあるのです。重箱の隅をつつくような指摘かも・・・もしそう感じたことがあったら、分解一辺倒になっている証拠かもしれません。分解できるようになったら次は統合。バラバラに分解したものを新しい切り口で適切な大きさに再統合するのです。目的に応じて適切な大きさに。例えば時間。1年分のデータを四半期のデータにそして月単位、週単位、日単位、時間単位に分解していきます。そのデータを曜日単位や朝、昼、夜、季節単位に再統合する。5・10日とその他の日に再統合する。休日、祝日、平日に再統合する。そして、気温や天気など外部データとリンクさせ再統合させる。雨、晴れ、曇り、雪で再統合する。最低気温15度以上、以下で再統合する。ビジネス目標に沿った視点で再統合するのです。データの分解ができるようになったら統合を意識する。そして適切なデータの粒度を意識する。ページ分析も同様です。各ページ単位の分析も必要ですが、それだけでよい気づきが得られるとは限りません。ディレクトリーからページに分解したデータを再統合する。ディレクトリー以外の分類を考えてみる。ライバルサイトをヒントに自社のページを再統合してみる。ターゲットユーザーや市場ごとにページを再統合してみる。見落としていたヒントが見つかるかもしれません。今のサイト構造の問題が浮き彫りになるかもしれません。どんどん分解してバラバラにしたら、もう一度組み立ててみる。その過程で気づくことが多いのです。データ分析に行き詰ったら分解を止め、データを大きな塊に戻してみる、違った形に再統合することがお勧めです。データを読み解く2つの視点。それは”分解”と”統合”です。

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