自分で汗をかいて、はじめて市場は教えてくれる | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年1月18日水曜日

自分で汗をかいて、はじめて市場は教えてくれる

おはようございます。
昨日はうれしい結果の出た1日でした。最善を尽くして待ったのでホッとしています。今日からは気持ちを切り替え次に進もうと思います。

自分で営業・宣伝してはじめて本当の実力を市場から教えてもらえる

情報発信すればきっかけはつかめる

技術に磨きをかけてきた生産財メーカーが適切に情報発信し、Webサイトを見てもらえれば新規案件のきっかけは生まれます。普段の仕事ぶりやこれまでの実績、設備、品質管理、実験データ・・・そしてほんの少しの営業フック。景気が良くても悪くてもビジネスユーザーは競争にさらされます。そしてユーザーは常に少しでも良くならないか?早くできないか?コストダウンできないか?カイゼンのネタを探しています。役に立つ技術やノウハウ、製品なら新規取引だって厭わないもの。会社の目標に向かってそれぞれの部署が知恵を絞り情報収集しより良くするための努力をしています。だからWebサイトのコンテンツを充実させることが重要。ユーザーニーズに答えるコンテンツをつくることが新規開拓の肝になるのです。

自分の知らない価値がある

ユーザーは内製化を選択される時もあるでしょう。でも外部の力が必要な時もあるのです。だから、それらのニーズにこたえる実力さえあればチャンスは転がっているのだと思います。”そんな実力はない。”そう思うかもしれません。しかし、厳しいプロユーザーの目に鍛えられ価値のある仕事ができたから今日まで存続できた事実を忘れてはなりません。自分の知らない価値があるのです。価値のない企業は淘汰されます。”オンリーワン技術” ”他社にない強み”でなければ意味がない?そんなことはありません。普段通りの仕事を見てもらえばいいのです。全品検査をしていることで安心するユーザーもいるし、守秘義務に配慮した工場レイアウトに心がけていることを評価するユーザーもいます。備品がきれいに整理されていることだって評価の対象です。納期厳守も外せない評価対象。ユーザーが評価している良さは意外と自分たちではわからないもの。だから価値あるなしを自己判断せず普段の仕事ぶりを伝えることも大切です。

知らないものは選べない

知らないものは選べません。とてもシンプルな原則。どんなに良くても知らないものは選べません。等身大の実力を知ってもらうこと。真剣にそこから始めてみる。厳しい評価を突き付けられることもあれば、思いもよらぬ評価を頂くこともあるでしょう。でも、それではじめて本当のカイゼンの第一歩が始まるのだと思います。長い取引先との心地よい関係だけに安住することなく、新規企業のシビアな吟味も直に感じなければ知らぬ間に市場から取り残されることだってありうるのです。経験のない営業活動、宣伝活動。恐れることなく挑戦してはじめて本当の実力を市場から教えてもらえるのではないでしょうか。大切なのは等身大の実力を知ってもらうこと。そして市場の評価や反応に耳を傾け実力アップの糧にする。それが生産財メーカーにあった実直なマーケティングだと思います。

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