手入れの行き届いたサイトは時間が経つほど成長する | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年2月22日水曜日

手入れの行き届いたサイトは時間が経つほど成長する

おはようございます。
昨日、Webサイト公開の準備が完了しました。後は最終確認を待ってアップ作業するのみ。プロジェクトが一つ終わりそうです。

手入れの行き届いたサイトは時間が経つほど成長する


定期的な更新を習慣にする

でも、ここからが本当のスタート。定期的な更新が習慣となるようにサポートする。中長期を見据えてムリせず成果を出すための道筋を示す。それがこれからの仕事です。一番大切なのはクライアントのやる気。Webサイトに予算を取って苦労して公開するのだから、それは全く問題ありません。具体的な手順を示し、手ごたえを感じていただくのが、これから必要なことなのです。「鉄は熱いうちに打て」だから公開直後が肝心。サイト公開したことがゴールにならないようペース配分を調整することも重要なディレクターの仕事です。制作中よりも公開後のほうが本番なのです。そのことをクライアントと共有しなければなりません。

アイデアだけを投げっぱなしにしない

現状を把握して、課題を見つけ、打ち手を実行する。そして結果を検証する。そして、関係者と共有しながらサイトを運営していく。持続可能な運営方法を提示することが大切。でなければどんな提案も絵に描いた餅になってしまいます。例えば、「ブログを更新するといいですよ」こんな提案をしがちですが・・・誰が書くの?テーマは?コンセプトは?ネタは続くの?ライバルのブログはどうなのか?などなど・・・現実的な企画にしてから提案する必要があります。当然、乗り越えないといけない壁もあるでしょう。突破方法も計画に盛り込んでおかないと3日坊主になります。アイデアだけを投げっぱなしにせず、現実的な計画か吟味し確実にやり抜く。それが一番。ウケのいいアイデアも悪くはありませんが、本当に相手のことを考え現実化させ、定着させるまでのロードマップを提示してはじめて生きた提案になるのだと思います。

まずはやり抜き、立ち止まって検証する

期間を決めてまずはやり抜く。そこで、いったん立ち止まり検証する。そのうえで続けるか止めるかを決める。なんとなく続けてしまうのも、自然消滅もどちらも感心できません。検証したうえで良いとなったら腰を据えて徹底的に取り組む。成果を上げているWebサイトの運営は案外、地味で平凡なことが多いもの。奇抜なアイデア、斬新な企画ではありません。ただ違うとすれば、運営の大切さを身に染みてよくわかっていること。定期的な更新と改善が習慣になっていること。そういうサイトは時間が経つほど成長します。そうでないとただ単に古くなっていくだけ。サイト公開で種は撒いたのです。これからは水やりの大切さを共有したいと思います。

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