不要なものをそぎ落とし最小限の機能だけで勝負する | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年3月9日木曜日

不要なものをそぎ落とし最小限の機能だけで勝負する

おはようござます。
Googleの有料カスタム検索サービスの新規受付が終了していたんですね。ニュースを見落としていました。使ってなかったので関係はありませんが少し残念なニュースです。

不要なものをそぎ落とし最小限の機能だけで勝負する


現在の有料カスタム検索サービスの契約は契約期間終了後は自動移行されGoogleのロゴや広告が表示されるようになるからです。自社サイトに広告や他社のロゴが入るのはブランディングには役立たないですもんね。無料のカスタム検索サービスを使っているメーカーも時々見ますがサイト内検索したときに競合企業の広告が入るのを知らないで無料だから考えずに飛びついてることがほとんどです。だから、どうしても必要なら有料のものに替えるよう勧めていたのです。まあ、他社のサービスを利用するなら避けられないリスクなので他の手段を探すかサイト内検索を止めてしまうか判断したほうが良いでしょう。生産財メーカーのサイトはアクセスが少なくページ数も1,000ページ未満のところがほとんど。多くの場合サイト内検索がほとんど利用されていないのです。そもそも1,000ページ未満のサイトならコンテンツの整理整頓をしてサイト構造を考えて作ればサイト内検索は必要ありません。1,000ページ未満の小規模サイトでサイト内検索に頼らなければならないとしたら・・・そのサイトは迷路のようなもの。考えずに都度都度、流行りものに乗っかったり、コンテンツを追加したりするばかりで整理整頓されないまま追加ばかりしてきたとしか思えません。考えずにムダな機能を追加することで、使いづらいサイトを作り上げているのです。不要なものをそぎ落とし最小限の機能だけで勝負する。そんなサイト設計をしてもいいのではないでしょうか?
  • 更新されない社員ブログ
  • SEOに効果があるという理由で設置したQ&A
  • 小規模サイトなのに設置されたサイト内検索
  • 利用者のほとんどいないシミュレーションシステム
その時その時で流行った手法の数々・・・。こういうサイトを多く見てきました。本来の価値を引き出し使いこなしていれば問題ありませんが、他人に進められ流行りに乗っただけならば止めた方がいいでしょう。Webサイトを「誰に」みてもらい「何を」伝えたいのか?このことを突き詰めてユーザーが必要とする情報と機能を追求する。不要なものをそぎ落としシンプルな構造にする。新しい機能を追加したら、その機能がユーザーに使われているのか検証する。使われていないなら削除してしまう。PDCAを回せばいいのです。足し算ばかりの発想でなく時には引き算も使ったほうがいいのだと思います。

この記事もおすすめ
ユーザーファーストなら過度な機能やテクニックは不要
最小限の手数できれいな仕事の進め方
やれることをやりきる。 まずはそこから。

このブログを検索

このエントリーをはてなブックマークに追加