問題認識から始めよう | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年6月22日木曜日

問題認識から始めよう

毎朝の習慣のこのブログ。いつもなら「おはようございます。」この一文から始まります。今日はいつもと違いブログのタイトルが先に決まりました。ものすごく不思議です。思いつくまま書いてみようと思います。


問題認識から始めよう


小さな生産財メーカーでのできごと

たぶんある企業に訪問したことがきっかけだと思います。それは長年アドワーズやSEO、そしてポータルサイトへの広告出稿を続けている小さな生産財メーカー。大手メーカーができないスピード感、きめ細やかなカスタマイズ対応、そしてエンジニアによるアフターフォロー。魅力のある会社です。Webマーケティングにも10年以上前から取り組んでいます。新しい手法やテクニックはどんどん取り入れ活気のある会社です。あまりお手伝いできることはないかな?と思っていたのですが、これもご縁だと思いGoogleアナリティクスを見せて頂きました。

広告会社や制作会社は何をしていたんだろう?

そうしたら・・・とても意外だったのですが、コンバージョン設定がされていないのです。サイトを見てみたら外部フォームを使っていました。これではコンバージョン設定できません。毎月SEO、アドワーズ、サーバー代、もろもろの費用を投資し続けているのに肝心の効果検証が疎かになっていたのです。新しい提案をどん欲に受け入れチャレンジする姿勢は共感できましたが・・・これまでに付き合ってきた多くの業者は何をしていたんだろう?費用対効果はどうなってんだろう?改善する気があるんだろうか?だんだんと腹が立ってきました。さらにはGoogleアナリティクスのオーナーは制作会社で閲覧権限しか渡されていない。そのことに疑問すら感じていない・・・そんな状況だったのです。

サイトオーナーなのに・・・

サイトオーナーなのにGoogleアナリティクスの閲覧権限しか持っていない、だから自分でコンバージョン設定もできなければ、新しいユーザーを招待することもできない。そもそもよくわからないのでほとんど見てない・・・そんな状況から変えてもらうことにしました。どう考えてもおかしな取引状況。そのことを自覚してもらうのが先決。サイト改善以前の問題です。まずはGoogleアナリティクスの管理者になること。それから自前のフォームを作ってコンバージョン設定すること。ここから再スタートです。これまで10年以上取り組んできたことは、血肉になっていなかったのです。ただ良いと思ったことをしただけ。何が効いて何が失敗だったのか?検証できる環境をもっていなかった。そして部分的なデータのみ報告を受けていたようです。だから肝心のマーケティングノウハウが蓄積されていない・・・

目隠しをしないフェアな営業

同じWebマーケティングに携わるものとして怒りすら覚えます。クライアントに正しく現状を把握してもらう。そのうえでフェアな営業するというのが最低限のマナーだと思うんです。お客様が行動するには正しい問題認識を持ってもらうことが第一歩。それも深く認識してもらわなければいつの間にか元の木阿弥になってしまいます。これで目隠しが取れたので、これからは本当に効果のある施策を選んでいくでしょう。そして、失敗から学び改善を積み重ねていくと思います。どんなにやる気があっても問題に気がつかなければ努力は的外れになりがち。確実に前に進むには問題認識から始めるのがいいかなって思います。そのお手伝いもコンサルタントの重要な役割です。

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