チャンスは一瞬 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年7月11日火曜日

チャンスは一瞬

おはようございます。
新しい事務所に移転して1年が経ちました。時間が経つのがはやく感じられます。この1年で随分仕事がはやくなりましたが、まだまだスピードアップしようと思っています。1年前の処理能力だと今の仕事をすべてお受けできなかっただろうと思います。さらにムダを取り短納期を目指すことで急な相談や新規企業様からの相談にもゆとりをもって対応できる環境を維持したいのです。

チャンスは一瞬


顧客のタイミングがすべて

インバウンドの不便は自分のタイミングで引き合いが作れないこと。すべては顧客のタイミングで決まります。だからいつでもゆとりがないといけないのです。得てして相談者は急いでいるもの。すぐに問題を解決したい、新しいことに挑戦したいもの。その時に手が空かないとうまくないのです。割り込みの依頼に問題なく対応でき、既存の仕事にもしわ寄せがない状態をキープする。そのうえで処理能力を引き上げてフローを標準化してみたい。随分と欲張りです。

忙しくても面倒がらずに振り返る

そのために意識していることがあります。それは1件ごとの相談に対応した後、面倒がらずにしっかりと振り返りを行うこと。そして、相談内容を記録に残し、提出した資料、メールのやり取り、結果検証のデータを整理整頓しておくことです。忙しいのに・・・面倒ですが、その積み重ねで処理能力が飛躍的に向上するのです。1件ごとの案件にはそれぞれの特殊事情や要因があるように感じがちですが、丁寧に問題を紐解いていくとそこには多くの共通項が見つかるもの。振り返りを徹底し、対応の見える化、資料やメールのやり取りの整理整頓をすることで相談内容の核心をつかむスピードと精度が増していくのだと思います。

大切なのはデータの蓄積

日ごろ積み重ねている生産財業界のWebマーケティングの基礎資料の蓄積。これが役に立っています。競合企業のWebサイトの変遷や検索順位の変動がすぐに入手できる環境がある。過去にさかのぼることはできないので本当に貴重なデータベースになっています。これまで何日もかかっていた調べものが一瞬でできてしまう。そのままでは使えないこともありますが、少しのアレンジで資料にできるので大きな時間短縮になっています。結果としてよくある質問や相談を体系的にまとめて対応資料を蓄積することにつながりそうです(まだ、完全に形にはなっていませんが、おぼろげながら近づいています)。どちらにしてもチャンスは一瞬。その機を逃さぬよういつも準備しておきたいものです。

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