納品後も気にし続けるのが一番の差別化 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年9月15日金曜日

納品後も気にし続けるのが一番の差別化

おはようございます。
今週もあっという間に1週間がたちました。もう金曜日。約束の納期が気になります。期待以上のものを納期までに提出したい。そして喜んでいる顔を見たいのです。それが仕事の楽しみの一つ。締め切りが迫る厳しさと納品直後の解放感。このギャップがたまりません。

納品後も気にし続けるのが一番の差別化


忙しくても手を抜かない

だけど、仕事は納品後が本番。Webサイトも同じ。だから、すぐに気持ちを切り替え日々の運用アドバイスに気持ちを切り替えます。コンサルティングの内容は基本的にはWebサイトの集客、接客、送客にかかわること。そしてWebだけでなく営業ツールにまで広がりを見せます。並行していろんなプロジェクトに関わりながら納期を守る。仕事の基本ですが、その厳しさを実感することが多くなっています。長時間労働に逃げず、品質にも妥協せず、約束を守る。そして、新しいことに挑戦する。検証を忘れない。新規の種まきを途切らせない。要するにさぼらないようにしています。

安請け合いしない

仕事には優先順位がありますが、お客様にとっては自分の依頼が最優先。それはいつでも変わりません。だから段取りが本当に大切。実際には優先順位はつけるけど、自分の依頼を後まわしにされたと思われてはなりません。待たせてしまうことが最初からわかっていたら最初に伝えるべき。できないことははっきり断るべき。安請け合いしないようにしています。QCDの基準を持ち、それが満たせないときは仕事を受けない。そして、そういうことをゼロに近づけるよう日々工夫を続けることが大切。

納品後もしっかり見届ける

コンサルティングは相談から始まります。クライアントの課題を解決する手段、手順を示し行動していただく。基本的には行動するのはクライアント。Webサイトであればコンテンツのテーマや方向性を示した後はクライアントの役割。技術解説、製品説明はクライアントのライティングにかかっています。出来上がったテキストを第3者としてチェックし加筆・修正することはあっても文章自体はクライアントが考えなければなりません。だから仕事のほとんどは納品してから始まるのです(納品してからのほうが長いのです)。企画書や報告書を提出してから本番が始まるのです。コンサルティングしたとおりに行動できたか、そして結果はどうだったか、仮説は正しかったか。最後まで気にし続ける。要するに納品後もしっかり見届けるということ。当たり前を言えばそれまでですが、その徹底が一番の差別化になっています。

まとめ

コンサルティングでなくとも、どの業界でも同じではないでしょうか。注文取るまではいいことばかり言って納品したら態度が豹変・・・。こんな商売が長く続くわけありません。一貫性がとても重要。作ってから売るまで、そして売った後も一気通貫で姿勢がぶれない。それがマーケティングの肝です。

この記事もおすすめ
相談されたらその後も気になる
提案の採用よりその後の行動のほうが気になる
業績をモニタリングし続ける

このブログを検索

このエントリーをはてなブックマークに追加