商売を人任せにしない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年9月8日金曜日

商売を人任せにしない

おはようございます。
去年も今頃は複数のサイトリニューアルを抱え忙しかった。今年はその倍のリニューアル案件を抱えています。でも、忙しさは去年と同じ。1年間で随分、効率が上がったことがブログを読み返すことで理解できます。案件が終わるたびに振り返り、その経験を次に生かしてきたことが功を奏しているように思います。おそらく来年はもっと仕事が増えるでしょう。それだけWebサイトが停滞している企業が多いのです。

商売を人任せにしない


Webサイトでも進む二極化

生産財メーカーのWebサイトは本当に二極化してしまいました。積極的に更新を繰り返し集客力を高め、コンテンツに磨きを上げ続けることで存在感を高めるサイトは少ないけど存在します。反対にリニューアルしっぱなしで数年放置し、思い出したようにまたガワだけ変えるリニューアルを繰り返すサイトが多いことも事実(あえて極端な表現にしています)。中途半端にWebに取り組むくらいなら、潔くネット上の会社案内と割り切ってしまったほうがいい。効果は期待しない。ということかな?と思ってしまうくらいです。

営業を避け食べていけるのか?

でも、それでは自分で仕事を受注するという力強さは生まれません。元請けや商社への依存体質のままでは安定した受注を維持することは難しいのではないでしょうか?技術力で貢献できるのは仕事があってのこと。だから営業活動は人任せにしない。そう考える企業がもっと増えて欲しい。苦手な営業を避け、好きなことだけやって食べていけるならそれでいいけど・・・安定した受注が続く保証なんてないのだから営業強化すべき。真剣に作った製品を自分の手で真剣に売る。そして、ユーザーの喜びやお叱りを直に受け止める。そうした仕事は尊い。

サイト充実のためなら厳しい注文も出す

だから営業しやすい環境を作りを手伝っています。営業が苦手な生産財メーカーにWebサイトをフル活用して欲しいのです。公開後にすごくこだわってコンサルティングをしています。公開しっぱなしを防ぐのが自分の仕事の重要ポイント。まずは集客しアクセスを増やす、それで満足することなく自力でアクセスを増やせる筋肉質のWebサイトに改造していく。コンテンツ充実を続けることでさらに体質改善を進めていくのです。その検証や改善ヒントを見つけるためにアクセス解析を使い倒す。マーケティング戦略の立案から戦術実行までを幅広くサポートしています。新規クライアントも積極的に募集中ですが、厳しい注文も出すので、裏技やテクニックで簡単に結果を出したい人には不向きなコンサルタントです。ユーザーニーズに応えるコンテンツ充実を強要するから、付き合うと大変です(笑)。それでもありがたいことにお声をかけてくれるクライアントがいます。だから、その分真剣にお付き合いをさせていただく。これからもそうしていこうと思います。

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