検証のないリニューアルは当てずっぽう | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年10月2日月曜日

検証のないリニューアルは当てずっぽう

おはようございます。
10月になりました。いよいよ今年も残り3か月。悔いのないようにやり残しゼロを目指します。締め切りを決め緊張感を持って臨まなければ、時間だけ過ぎていきがち。焦ることはありませんが着実に手を打っていこうと思います。クライアントのコンバージョンも今年のノルマは達成しそうです。だから来年のための手をどれだけ打っておけるかがのこり3か月のテーマになります。

PDAサイクルのアクションは当てずっぽうのA


データに基づいたリニューアルに失敗はない

アクセスを分析しデータに基づいて行うリニューアルは失敗がありません。しっかり分析し仮説をもって行うリニューアルをどれだけ仕込んでおけるかで概ね成果は決まります。後はコツコツとコンテンツを追加していく。そして、最新状態にWebサイトを維持するだけ。目先の流行りや噂に振り回されなければサイト運営はシンプルです。毎年、目標を達成する土台はそんなところにあります。

なんとなくのリニューアルが多すぎる

だけれども、なんとなくリニューアルしてしまう企業が非常に多いのです。
  • サイトが古くなってしまったから
  • 経営者が変わったから
  • 親会社が変わったから
  • SSLに対応したいから
  • モバイルに対応したいから
  • 新製品が出るから
こんな理由でリニューアルされてしまうことが本当に多いのです。そうしたきっかけ自体は否定はしませんが、Webサイトの目的や目標を決めないまま、アクセス解析をしないまま、競合サイトを調査しWeb戦略を立てないままリニューアルだけが進んでしまうケースをよく見かけます。


リニューアル前には検証するべき

緊急性を要する明確な理由がない限り、アクセス解析もせずリニューアルを行うのはNG。そんなケースを見かけたら立ち止まるようお勧めしています。予算を取ってWebサイトを公開したのだから、リニューアル前には検証するべき。それでなければPDCAになりません。PDAサイクルのアクションは当てずっぽうのA。大きな予算を使うリニューアルを当てずっぽうで行うことになるです。こんなリニューアルになぜ予算がつくのか?いつも本当に不思議です。そして、疑問を持たずに進めてしまうWeb担当者がいなくなるよう微力ながら尽力しています。

アクセス解析は使いこなせてなんぼ

だからアクセス解析を導入していない企業のコンサルティングは行わないことにしています。もしアクセス解析が入ってなかったら契約前にアクセス解析を導入してもらいます。それがリスティングであろうとサイト制作であろうとコンサルティングであろうと変わりません。Webマーケティングを行い検証するための環境がなければノウハウを共有することはできないからです。70%以上の企業ではアクセス解析が導入済み。でも、使っている企業がどれだけいるのか?使いこなせている企業はどれだけか?思った以上に少ないのが現実です。アクセス解析せずに作っては壊すを繰り返す現場が減るよう書いておこうと思います。

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