おはようございます。
昨日は久しぶりに展示会見学を行いました。会場のすべてを回って会場の雰囲気を感じ、知り合いのいるブースに顔を出す。確たる目的のない見学でしたがそこで得た情報からいくつかヒントを頂けました。そして、検索順位が大幅に下がって困っているWeb担当者を紹介いただきました。
闇雲に手を打たない
サイトリニューアルしてから検索順位が下がったとのこと。スマホ対応しさらに良くしようと投資したのに結果は最悪に・・・。とても困っていらっしゃいました。せっかくのご縁なのでWebサイトの現状を分析させていただくことにしました。どんな状況なのかまず正確に把握する。ある程度は分析されたけど原因がつかめず、手が打てないようです。賢明な方で闇雲に対策を打つとさらに状況が悪化すると判断されていました。だからそのままの状態にしているようです。それでも大幅にアクセスが減り問い合わせや注文も目に見えて減っているとのこと。いつまでも放っておくわけにはいきません。
データを分析し原因を特定する
現状分析をし直すところからお手伝いしてみようと思います。アクセス解析でアクセスの下がったページの範囲・期間を特定しその前後でおこなったことを丁寧に分析すればそれらしいものを絞り込めるでしょう。そして仮説を立て、対策を打って検証する。原因は次第に絞り込めるもの。でもデータがなければ原因が特定できないかもしれません。GoogleアナリティクスとSearchConsoleの両方を使い、さらに検索順位データも過去からのデータを保存してもらえていれば簡単に解決するはず。
いざというときにデータの蓄積が物を言う
でも、ここまでは期待できません。これらをすべて行っているWeb担当者を一度も見たことがないのです。本当に多くの生産財企業に伺っているにもかかわらずそうなのです。無料のツールで誰にでもできること。だけれども誰もやっていないこと。やはり兼務で本業が忙しくWeb周りの地味なデータ蓄積にまで手が回らないということなのでしょう。だから、どのような対策を打つべきか推測で判断せざるを得なくなるのです。そして、怪しげな業者のセールストークに振り回される。さらに推測で大きな投資を決断してしまうのです。とてもリスキーな行動が横行しています。日々データを蓄積しWebサイト運用の地力を蓄える。その積み重ねが安定した成長につながります。
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