標準化してなお残るのが個性 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年12月18日月曜日

標準化してなお残るのが個性

おはようございます。
今年も残り2週間。今年中に済ませなくてはならない仕事と、年明けでもよい仕事を仕分けし、抜け・漏れをチェックします。そのうえで少しでも前倒しできるよう段取りたい思います。

標準化してなお残るのが個性


ノウハウを共有する

クライアントからの依頼を優先しつつ、将来に向けて着実に手を打ちます。来年のテーマは標準化。新規開拓の標準化、営業フローの標準化、アフターフォローの標準化、資料の標準化を徹底していきます。標準化してなお残るのが個性。同じ型であっても人それぞれ違いがでるもの。同じフローで仕事をした方が比較がしやすく他人との違いに気がつきやすいのです。良いところはすぐに取り入れ悪いところは修正する。壁にぶつかったら過去の事例を紐解いてヒントを探してみる。そのための標準化。個人のスキルアップを手助けするための標準化です。組織としての共通言語を作りたいと思っているのです。

成長の時短を目指す

挑戦し手探りで進むことも素晴らしいけど、いつまでも手探りを続けるのでは芸がない。だから、通ってきたところを整備して後から来た人が同じところで躓かないように整えておく。何があったか記録しておく。1人目が1年かかったことを2人目は半年で、3人目は3か月で行えるような環境をつくろうと思っています。やるべきことは多く全容は見えません。でも、仮説を立て全体像を描こうと思います。そのうえで優先順位をつけ行動していく。PDCAを回して精度を高めようと思います。

目的は顧客貢献

でもやっていることはシンプル。生産財メーカーのWebサイト運営のお手伝い。Webサイトに集客し、接客し、送客することで営業支援し、ユーザーニーズをつかみ、製品開発や生産工程の改善ヒントをつかんでいく。そして改善された製品・サービスをWebサイトに掲載しさらに広めていく。Webサイトの小さなPDCAが大きなPDCAにつながるように支援していくのが仕事。だから広告会社でもないし、制作会社でもないし、調査会社でもなく、マーケティング会社なのです。

苦手なものを補う

営業の苦手な小さな生産財メーカー。下請け体質が抜けきれず市場開拓できない。ユーザーニーズがわからず優れた技術を活かしきれない。そのミスマッチを解消したい。専任のWeb担当もいなければ営業経験も少ないケースが多いから広告、制作、調査・分析を一手に支援し、クライアントには営業に専念してもらう必要があったのです。はじめはすべて未経験。そこから10年以上経ちました。まだまだ理想に近づくためにやるべきことは山積みの状態。焦ってもしょうがないのでひとつづつテーマを決めて行動していくのみ。目の前の依頼に応えつつ、理想に向かって着実に手を打つ。その積み重ねがクライアントの役に立つと思っています。そして5年後の競争力につながると信じています。

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