制作プロセスの標準化に取り組んでいます | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年2月9日金曜日

制作プロセスの標準化に取り組んでいます

おはようございます。
ゴールデンウィーク前までのプロジェクトがいくつか残っており一段とスピードアップが必要になってきました。こういうときほど検証を忘れないよう後片付けを丁寧にしようと思います。

制作プロセスの標準化に取り組んでいます


サイト制作を強化中

そして、一つ終わるたびに標準化のアイデアを実践していく。それが今年のテーマです。勘と経験ではなく標準化によって成功の再現性を高めたいのです。属人的な仕事を減らしたいのです。現在サイト制作を強化中。制作プロセスの標準化によってノウハウの共有を推し進めます。データに裏打ちされた改善案。シンプルなプロセスの確立。サイト公開後の運用ノウハウの共有。そして事例の共有。まだまだ理想には程遠いけど順調にスタートは切れている。あとは着実に推し進めていくだけです。

Web資産の管理から

そんな中、苦労している案件があります。それは他の制作会社が手掛けた案件の引継ぎ。はじめから自分で手掛けた案件ならば、スムーズだけど、他の制作会社が手掛けた案件の引き継ぎは苦労が多くなります。その原因は過去の資産がきちんと管理されてないから。例えばサイト制作時の仕様書や設計図、素材の管理ができていないから。いままでサイト設計書や仕様書が残っていた案件はほとんどありません。これが実態。だから、昔作ったWebサイトを引き継いでも伏魔殿のようで手が出せないことが多いのです。だから、作っては壊すことが繰り返されているのかもしれません。少なくともリニューアル時のコンセプト・目的・目標、簡単なサイト構成、要件などは後任のために残したほうが良いのです。それからテキストや画像、動画などの素材の管理がずさんな会社が多いことも問題の一つ。ミスや納期のずれ込みの原因の一つだということもよくわかりました。サイトの素材や設計図は制作会社の財産。それと同時にクライアントの財産でもある。だからそういったところから標準化を進めています。

ノリや感覚での判断をなくす

ビフォアアフターの検証資料など事例をデータで残しておく。こうした基本ができていない会社が多いのです。なんとなく改善してなんとなく忘れてしまう。後任は前任の取り組みを知らない。嘘のような本当の話です。こうした現場が本当に多いのです。Web改善で何をしたら効果があり、何をしたら失敗したのか?その原因も特定できていない。その積み重ねが記録され引き継がれていない。そしてノリや感覚での判断が横行してしまっている。こうした現場が減るように標準化を進めています。

この記事もおすすめ
遅いようで速いPDCAの回し方
コンバージョン総数を公開し5年目を迎えます
標準化してなお残るのが個性

このブログを検索

このエントリーをはてなブックマークに追加