ユーザーに支持されるサイトの条件 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年3月23日金曜日

ユーザーに支持されるサイトの条件

おはようございます。
今年からブログの更新を月、水、金の平日に変更したリズムに慣れません。やはり毎日のほうが楽。比較することで分かります。そしてありがたいことに更新頻度を下げても今のところアクセスはほとんど変化がありません。過去の記事が1800本近くあるので更新が減った影響が相対的に小さくなっているのだと思います。



コンテンツを増やし、最新の状態をキープする

それはWebサイトも同じこと。小さなサイトがアクセスを増やすことは比較的簡単。新規コンテンツを公開すれば簡単にアクセスが増えます。しかし、アクセスが多く情報も多いサイトがさらにアクセスを伸ばすのは簡単ではありません。コンテンツを増やすといってもネタがかぶることも多くなり、またネタを見つけてもインパクトのあるテーマは残っていないことが多いからです。それでもユーザーニーズに応えるコンテンツをコツコツを積み上げていくことが大切。そして古くなった情報を更新し最新の状態を維持する。そうした運営を続けるのがユーザーに支持される条件のひとつ。

不要になった情報を削り、簡単にアクセスできる

でもそれだけではないのです。コンテンツが増えても迷路のようなサイトだと、”使いづらい”と判断されてユーザーは去っていく。もっと便利なサイトがあればそちらに移っていくもの。使える情報、最新の情報に簡単にアクセスできることが最低条件。だから不要になった情報は削ることも時には必要。そのうえで、情報が豊富であればあるだけ多くの人に見てもらえる可能性が高まる。それだけです。だからコンテンツを増やすことから始め、質を高め、迷路のようなサイトにならないよう交通整理をしながら、サイト全体を最新状態に維持する。それがサイト運営の基本だと思います。そこからさらにWeb集客に取り組む。そうすれば成果は上がる。経験的に分かっていることです。

楽な道は下り坂、きつい道は上り坂

しかし、相談をうけると順番が逆のケースがほとんど。サイト運営しないままリニューアルや宣伝に頼ろうとするケースが多いのです。本来の順序は製品・サービスの強化→営業の強化→Webサイトの強化→集客の強化。製品・サービスはそのままで、営業も変えず、サイト運営もせず、リニューアルや宣伝に頼っても結果は見えています。そうした失敗から学び、Webサイトを改善し、さらに製品・サービスをブラッシュアップできれば一巡まわって同じになります。実際、そうしたコンサルティングがほとんど。最初から正しい運用ができていればコンサルティングの必要はないから当然ですね。クライアントに寄り添いながら時には厳しいことも指摘する。そして難しいことに挑戦する。Webマーケティングでも楽な道は衰退に、きつい道は成長につながっているのだと思います。

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