密着しても依存しない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年4月20日金曜日

密着しても依存しない

おはようございます。
私生活でも仕事でも”整理整頓”と”振り返り”で多くの問題は解決する。改めて実感しています。今日もいつものように1年前のブログを読み返し気づいたことがありました。当時はこんな風に書いていました。




顧客密着は中小製造業の定石のひとつ。顧客密着するからこそ、ニーズを満たす製品・サービスが生まれるのです。顧客密着することに自社のリソースを集中する。そのために業務内容の見直しをかける。顧客密着が出来ないと顧客が何を目指し、何に困っているのか?把握するのは困難です。(製造業のWebマーケティング2017年4月19日より引用)
中小企業にとって顧客密着は定石だけど、舌足らずでした。「密着しても依存しない」のが定石。密着だけになると1歩間違うと下請けになってしまうからです。ある意味究極の密着は下請け。元請け依存、親会社依存では力強く環境変化を乗り越えることは難しいのではないでしょうか。依存される側には重荷かもしれません。自分の中で”当たり前”なことは抜け落ちがちなんです。「依存しない」というのが抜けていました。仕事だけでなく家庭も同じ。最近、よくカミさんと話していることです。子供との関係では密着し過ぎに注意する必要があります。密着しすぎると子離れ、親離れの邪魔になり相互依存に陥るリスクが増すと考えています。やはり適切な距離感が大切。同じように顧客との距離感も適切に保つことが大切ということだと思います。そして、多くの顧客と付き合うことで視野を広げる。1社に依存しないということが大切。貢献するけど依存はしない。親子関係も、クライアントとの関係も、協力会社さんとの関係も、そして同僚との関係もみんな同じ。そういうことが大切なのではないでしょうか。親しき中にも礼儀ありということなのでしょう。今日はとても簡単ですが、これで終わります。

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