アクセス解析で伸びるタイプって? | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年5月30日水曜日

アクセス解析で伸びるタイプって?

おはようございます。
平日の家飲み(金曜除く)を止めて4週間目を迎えました。まだまだ習慣を変えるには時間がかかりそうですが、ひとつ気がついたことがあります。それは、ひとつに集中することの大切さ。あれもこれも「変えなくちゃ」という衝動に駆られるのですが、完全に身につけるまで他のことに手を出さないようにします。そして確実に習慣を変えていこうと思います。



話は変わりますが、アクセス解析で伸びるタイプの企業があるんです。【データを重視するタイプ】と【思いつきで動くタイプ】あなたはどちらだと思いますか?


思いつきで行動するタイプ

それはどんどん新しいことを試してみる企業。いいと思ったら次から次へと実践し、前を向き振り返らない。そんな体質の会社が一番アクセス解析で伸びるのです。悪く言えば移り気で目標に向かって前のめりに行動するけど、やりっぱなしになりがちな会社。そうしたタイプがアクセス解析を使って検証し、きちんと振り返る癖をつけると・・・Webサイトは改善され、さらにアクセスが増えることで検証の精度とスピードも増す好循環になることが多いのです。まあ考えればすごく当たり前のこと。良くなるためにたくさん動いているのだから。でも、センスや感覚に頼りがちだったりするから、ほんの少し手伝ってデータによる判断・検証による振り返りを加えるとすごくよくなるんです。そうすることでその会社の良い癖、悪い癖が可視化され、「思い込み」「固定概念」が減り、スピードと効率が上がるのです。仮説の精度も上がり打ち手が外れることが減ってくるのです。

データを重視するタイプ

データを重視することは大切。でも、”データを重視する”という正しいことをするタイプの中にアクセス解析なんてしないほうがいい?会社があるんです。それは評論家タイプの多い会社。データをいじくりまわし、「あーでもない」「こーでもない」と分析ばかり繰り返す。目標を達成するためにデータを見ないから、できない理由を外に求めがち。アクセス解析が過去の行動の正当化や言い訳に使われてしまうのです。それでなくともアクセスデータは過去のもの。目標に向かって過去を振り返るから意味があるのに・・・過去や現在の正当化のためにデータを見ても挑戦にはつながりません。こういうケースの分析は百害あって一利なし。”計画”と”検証”ばかりにならないよう少しでも多くの時間を”行動”に費やすようなコンサルティングが求められます。また、会社の目標を自分ごとにできていない場合、視野が広がらず分析すればするほどインパクトのない小さな改善にとどまり、大勢に影響のない重箱の隅をつつくような解析ばかりを繰り返してしまう傾向があります。リスティングのキーワード改善ばかり繰り返したり広告文の最適化やWebサイトのCTAの改善ばかり・・・。それはそれで必要だけど、小さな改善がさらに小さくなっていくとしたら・・・効果はたかが知れています。Webサイトの目標がより大きなビジネス目標につながるように大きな視点でサイト運営する必要があるのです。

まとめ

やっぱり行動を生み出すためにアクセス解析を使わなければ勿体ないと思います。それも大きな目標に向かって仮説を立て新しい挑戦を生み出すような大きな視点の分析が大事。そして、自己正当化の分析よりも未来志向の分析が大切ですね。

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