コンセプトはなくてもサイトは作れる? | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年6月1日金曜日

コンセプトはなくてもサイトは作れる?

おはようございます。
ようやく金曜日。今週は本当に時間が足りませんでした。本当にありがたいことですが、周りに迷惑をかけないよう気を引き締めようと思います。期待に応えることは当然のこと、手伝ってくれる人に過度な負担をかけぬよう精進しようと思います。



コンセプト作りに時間をかける

そして来週からサイト企画の立案4本に取り掛かります。同時に4本は初めての経験。前の仕事も残っているので多少きつくなりそうですが、これも良い経験。質にもこだわりスピードは最速で行こうと思います。急ぐときでも準備には時間をかけます。というよりも丁寧にコンセプトを作っています。特にクライアントとの目的のすり合わせ、サイトのターゲットとメッセージ、そしてゴールを含むコンセプトについてはじっくりすり合わせを行うのが質とスピードを保つコツ。コンセプトがなくても作れるけど、そんな仕事はしたくないんです。急ぐといってこのステップをいい加減にすると手戻りが多く仕上がりもきれいにいきません。まずは3C分析し、仮説を立てて自分の意見をクライアントにぶつけるところから。そのうえでクライアントの意見を聴く。そして双方納得したうえでサイトの方針を固めていく。どうしても意見のすり合わせができないときはプロジェクトから降りることも厭いません。成功のイメージが持てないのに進めるのは無責任だと思うからです。結果としてプロジェクトから降りるということはほとんどありませんが、この気持ちをとても大事にしています。

サイト運営の土台だから不可欠

そして、今年の最大のテーマである標準化もこの機会に大きく進むのではないかと考えています。改善点を見つけ素早く次の案件で新しいアイデアを試そうと思っています。やはり数を熟すことが大事です。標準化することでノウハウの蓄積を加速して品質の安定とスピードアップを図ります。特に納期短縮が一番の課題。納期短縮によって双方の機会ロスを減らしたいのです。そして公開後こそ本番。公開時をピークにすることなく、公開してからどんどんサイトが磨かれて、より多くの人に満足してもらうことでクライアントのブランディングに貢献する。そして結果もあとからついてくるような理想のサイト運営に向かってPDCAを繰り返す。そのための土台となるサイトコンセプトをしっかりクライアントと共有することがその第一歩です。だから、コンセプトなしに制作に入るなんてありえないんです。土台のないまま作ったサイトが安定・成長するはずありませんね。

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