感性だけでも、理性だけでも不充分 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年6月8日金曜日

感性だけでも、理性だけでも不充分

おはようございます。
なかなか達成できなかった目標に手が届きそうです。2倍のスピードでの納品です。予断は許しませんが可能性はあるのです。改善点も見つかりました。さらにスピードアップできそうです。これが実現できれば大きな前進。クライアントの機会ロスを減らすことができるのです。まずはこの案件に集中し、そのあとで再現性を高めるために仕組みも手直ししようと思います。



”共感”と”納得感”でスピードアップ

この案件で納期短縮に効果的だったのはプロセスの標準化ですが、それ以外にも不可欠なことがあります。それはクライアントとの良質なコミュニケーション。スピードアップには良いコミュニケーションが欠かせません。手戻りの原因の多くはすれ違いから起こるもの。要点を押さえた適切なコミュニケーションが不可欠。感性と理性双方に訴えかけたほうが良いのです。感性だけでも、理性だけでも不充分。できるだけセットでコミュニケーションを図るようにしています。感性で大切なのは”共感”。理性で大切なのは”納得感”。この2つが仕事を前に進める両輪です。人によって理屈に偏りがちだったり、気持ちに偏りがちだったり、癖はあるのでなるべくフラットになるよう意識する必要があります。

営業もWebサイトも人間関係も同じ

営業もWebサイトも同じだなと思うのです。「BtoBだから論理的な説得をすればいい。」というわけではありません。きちんと感情にも訴えかけるほうがより深くメッセージを伝えることができるのです。そう言った意味でBtoBサイトもWebデザインは重要。そして画像や動画などの素材の質も良いサイトには不可欠です。といってもデザインだけ変えたリニューアルではあまり意味がないのです。データだけでも、デザインだけでも不充分。共感と納得感を両立することが大切。人間関係でも同じこと。「正しいことだけ言うと、むしろ状況は悪化する」こうした場面を見ることがあります。理屈でねじ伏せられるように感じて拒否反応を示すのです。共感がないまま理屈で説得するとうまくいかない。反対にいくら信頼できる人であっても根拠がなければ行動を変えることなどできません。思ったように結果が出ないとしたら・・・どちらかが欠けているからかもしれませんね。

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