「誰」に「何」を伝えるか?からSEOを考える | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年11月5日月曜日

「誰」に「何」を伝えるか?からSEOを考える

おはようございます。
11月13日のセミナーの配布用レジメが完成しました。プレゼン用レジメは今回作らずに事例を解説しようと思っています。


SEOを事例で解説

考え方や理論の説明よりも事例のほうが理解は進むからクライアントの許可をもらいました。内容はコンテンツによるSEO。ひとつのサイトで20個以上の1位獲得をした事例です(記事は20本も書いていません)。驚くようなテクニックはなく基本に忠実に実践を積み重ねた話をしようと思います。しかし、基本を忠実に守ることが難しい。検索クエリの調査分析、キーワードの選定~ライティングまでを解説します。この中で抜け落ちていることがあります。実はそれが肝なのです。それはSEOの前にサイトコンセプトを明確にすること。自社の最も有利に戦えるシチュエーションをはっきりさせること。戦略が抜けおち戦術だけが独り歩きするという現場が多いように思います。大切なのはサイトの目的から逸れないキーワードを選ぶこと。闇雲にキーワードを狙って記事を量産しても意味がないのです(この事例でもライバルサイトはブログで10倍くらい記事を量産していますが、事例のサイトのような成果を出していません)。

SEOは手段であることを忘れない

サイトを見てもらうべきターゲットは誰なのかという視点でキーワード選定しなければ記事を量産することでかえってサイトコンセプトが歪んでしまうことになりかねません。例えば、通販サイトが情報収集系のキーワードをターゲットにコンテンツを量産しても効果は薄いのです。通販サイトならユーザーの「買いたい!」というニーズに応えるのが本筋。それなのにニュースサイトが狙うような情報収集系のキーワードを狙ったような記事を書いても意味がないのです。ターゲットキーワードを含んでいるなら何でも狙う?というような姿勢でなく、その中からWebサイトのコンセプトにマッチしたものを厳選するところが肝なのです。記事を量産することが目的化するからコンセプトがずれていくのです。SEO自体が目的になるからそうなるのです。そうならないように方針を明確にすることが大切。SEOは手段であるということを忘れない、目的はサイトパフォーマンスを上げビジネスを前に進めること。そう言った話をしようと思っています。

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