おはようございます。
アクセス解析で基本中の基本だけど、守られていないことが意外と多いことがあります。それは・・・、
信頼性のあるデータを用意すること、データ量を確保すること。生産財に関連するサイトでは多くの場合、アクセス数が少なく仮説検証に耐えうるデータ量がないケースを見かけます。そうなのに・・・検証したら、間違った判断をするかもしれないのに・・・本当に残念です。ランディングページや広告、そして、サイト改善のビフォアアフターの検証が信頼性の低いデータで判断されているとしたら・・・。以前ブログでも紹介したことがありますが、CV率が2倍になった事例でも優位性判定ツールを使ってみたら傾向が出ていないなんてケースだってあるのです。生産財のWebサイトだと半年間データを溜めても信頼できるデータ量を確保できないこともあるのです。そのことを前提とした改善プランなくして正しいPDCAは回せません。統計の基礎もなく、やみくもに検証したらクライアントをミスリードするかもしれない。そうした危機感があるので検証の際にはデータの継続性が損なわれないよう注意したうえでデータ量の確保してから検証することを強く意識しています。アクセス数が比較的多いBtoCよりも少ないBtoBのほうがそうした配慮が大切です。
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