おはようございます。
人は比較するから判断できるのだとよく考えます。全くの比較対象なしに良し悪しや好き嫌いを判断するって難しい(個人的にはできないかもって思っています)。
少し話が変わるけど、スイカに塩をつけて食べると甘く感じますよね。それも比較することで味覚の判断が影響されている一つの例です。第一印象が悪かったのに・・・あるきっかけで好きになるっていうのも、ギャップ萌えも比較することで判断しているのだと思います。比較するものがないと思っていても無意識のうちに何かと比べているから判断できるんじゃないかなって思います。味噌ラーメンと塩ラーメンを比べどっちを選ぶか?みたいな単純な比較だけでなく、いろんな場面で意識せずに比較していることも多い。いろんな場面をじっくり観察することでちょっとした判断に比較が使われていることに気づくはずです。営業だと自社商品とライバル商品を比較してもらったり、従来製品と新製品を比べてもらうことで顧客の判断を後押しするっていることを思い浮かべるかもしれませんが、もっと多くの場面で比較は効果的に使えます。できる営業はそうした比較を実にうまく使っています。スイカに塩をつけて食べるようなテクニックで自分の価値を高めている営業もいるのです。比較対象を何にするか?どうやってより良い印象を持ってもらうか?あえて自分の評価を下げることで他の人の評価を上げるなんてことだって平気でする営業もいる。「比較することで判断できる」このことだけでも無限に工夫の余地があるのかもしれませんね。下手なやり方をすると”あざとい”って思われるだけなのでそのあたりは要注意。策士策に溺れるにならないよう気をつけましょう。
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