業務プロセスの見直しでサイト運営を効率化 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年8月10日金曜日

業務プロセスの見直しでサイト運営を効率化

おはようございます。
ブログのレイアウトを微調整しました。少し気になったことがあったので試してみたかったのです。そして、1年くらいデータを溜めて検証し次に進みます。こうした気の長くなるような小さな改善に時間をかけることは実践では許されません。だから、ちょっとした改善効果はこのブログなどの過去のデータで判断しクライアントへ提供するときは次から次へ改善をすることを優先しています。


後回しにされがちだった小さな改善

あるクライアントのサイト運営支援をはじめ3か月が経過しました。それまではコンサルティングのみ行いサイト改善の実務は制作会社さんに依頼していたのです。お金にならないような小さな改善を頻繁に依頼するのがクライアントと制作会社の負担になることが多く、他の業務を優先されがちだったので、制作業務を引き継ぎ、即座に修正できる体制に移行したのです。一つ一つの改善は本当に小さなことが多く地味。それを自分からクライアント、そして、制作会社さんに依頼する、そして確認作業が同じルートで戻ってくる・・・。制作会社さんにとってはあまりお金にならない。本当良くない状況だったのです。なによりもサイト運営にスピード感がないことが最大の問題点でした。ちょっとした修正に1週間以上かかるなんてことも・・・。

気が付いたら即座に改善できる体制に

そこで小さな改善はすべて事後報告で済ませるようにしました。それからどんな小さなことでも気が付いたら即座に改善。最新状態を維持し新しいコンテンツを追加するといった基本の徹底がスピーディーにできるようになったのです。ユーザーのための改善の積み重ねです。結果として3か月で検索順位に良い影響が出始めています。ビックキーワードで初めて1ページ目にランクイン。かけ合わせキーワードもおおむね順位を上げたことにより流入数が対前年度比で40%を超え始めました(それまでも成長していましたが20%くらいだったのです)。まだまだ改善したいことは多くあるのです。年内中に気になる点はすべて直します。そのうえでクライアントにはコンテンツ作りに専念してもらう。より価値の高い仕事に時間を使ってもらいたいのです。

繁雑な業務連絡を減らす

連絡業務の負担が多すぎたのです。誰も得しない繁雑な連絡、お金にならない小さな仕事。三方良しが理想なのに・・・これでは三方悪しです。ご担当者は社内外の連絡のハブになっていたのでそれだけで多くの時間が割かれている状態。マーケティング業務一つとっても最悪の場合、クライアント→広告代理店→制作会社→メディアと伝言ゲームのように多くの会社を通さなければ仕事ができなかったのです。サイト運営はそれでなくとも骨の折れる仕事。その負担を少しでも減らすことが前向きな取り組みを後押しする。そうした地味な取り組みで大きな成果をつかむことができそうです。

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