リダイレクト設定は手を抜かないで! | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年10月12日金曜日

リダイレクト設定は手を抜かないで!

おはようございます。
1件のアクセスを増やすためにかけたコストと労力。それを理解していたらリダイレクト設定は絶対に手を抜けません。でも、ちょっとした不注意や意識の低さで手を抜きがち。そのせいでアクセスが激減してしまう。そうした失敗で相談をいただくことがなくなりません。


基本中の基本をやらないのはなぜ?

Googleのアルゴリズムが変わることを気にして右往左往するよりも、その前に基本を確実に実行することが大切。そう言う凡ミスがなくなりません。今回も、リダイレクト設定をしていないことでアクセスを激減させそうな企業がいました。リニューアルによるアドレス変更が多く、ブックマークや検索エンジン経由のアクセスに影響がでているのです。Webサイトのページアドレスは変えないのが基本。どうしても変えざるを得ないときはリダイレクト設定する。これも基本中の基本です。しかし、実際には発注側が制作会社に依頼することはほとんどなく、制作会社も仕様にないのでやらないことが大半。その結果、予算をかけてリニューアルしてアクセスが激減し、困って駆け込んでくることがあるのです。

「やらない」のは「知らない」よりも悪質

仮に、リダイレクト設定を忘れていてもアクセスデータをマメにチェックしていれば早めに問題に気づけ傷の浅いうちに手を打てます。でも、アクセス解析を見ていないと問い合わせが減るなどの実害が出始め、気づいたときは後の祭り・・・こうしたことにならないよう日頃から注意を呼びかけています。残念ながら困って駆け込んできてもらった段階ではほとんど手遅れなんです。すぐに処置できず数か月放置されるとリカバリーはできません。今回のケースはリニューアル報告を受けたので何気なくチェックしすぐに気が付けたのでほとんど実害のない範囲でリカバリーできると思います。しかし、本来こんなことする必要はないのです。最初からしておくべきこと。リニューアルしても見てもらえなければ意味はありません。これまでに積み重ねたできた資産をどぶに捨てるようなものです。1件のアクセスを増やすためにどのくらい準備し周囲を説得しコンテンツを積み重ねてきたのか!!その大変さを知っているだけにこうした相談を受けると腹が立ちます。Web制作のプロならばリダイレクト設定くらい知ってるはず、「やらない」のは「知らない」よりも悪質だと思います。

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