一生懸命だから停滞する | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年10月24日水曜日

一生懸命だから停滞する

おはようございます。
ゆっくり大きなPDCAを回す。長くテーマにしている課題です。うまくいかない現場はPDCAを回しているつもりが、矮小化してるだけ・・・ということになっていたりするのです。早く前に進もうとしてるけど空回りしている感じです。


袋小路に迷い込み、ますます頑張りがち

一生懸命サイト運営に取り組む人ほど、停滞が分かっていても直せないもの。というよりもますます一生懸命頑張ってしまいがち。それを軌道修正するのが顧客目線だったりします。だから、自分の利益ばかり追及するのはNG。やはり、買い手よし、売り手よし、世間よしの三方良しが理想です。売り物というフィルターを通して顧客を見ると視点が小さくなりがち。だから、少しだけ売り物を脇に置いて顧客を見つめることが大切。そうしないと視野が狭くなり、取り組みもどんどん矮小化していくことになりかねません。気づかぬうちに進む停滞を防ぐには、一生懸命、日々の数字を追いかけることばかりせず、肩の力を抜いて、たまには大きく振り返ってみるのがオススメです。

マンネリ打破には長期での振り返り

日、月、四半期、年ごとの振り返りが一般的。Webサイト運営も同様に短期・中期・長期での振り返りをしなければ、打ち手が小さくマンネリ化し停滞する恐れがあります。そうなると忙しい割りに成果が出ない。一生懸命取り組んでいるのにじり貧が続く・・・というようなことになりかねません。振り返りをしないのは論外ですが、毎月の結果に一喜一憂するのも感心できません。四半期(もしくは半期)ベースの振り返り、年単位の振り返りは最低限必要です。さらに3年、5年での振り返りは普段の振り返りで見つけられない視点を与えてくれます。間違った方向に進んでいないか?と確認しながら着実に進むヒントを与えてくれます。一般的に分析は細分化すればするだけ詳しく見れるように思われがちですが、どんどん小さく細分化を進めた結果、袋小路に迷い込むようなことだってあるのです。細分化だけでなく長期間のデータを俯瞰し大きく振り返ることで停滞から抜け出るヒントが得られます。

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