メニューがなければ広がらない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2018年11月9日金曜日

メニューがなければ広がらない

おはようございます。
昨日はいいヒントを見つけることができました。今年のテーマである標準化のヒントです。ふとした雑談から気が付くことがあるのです。


メニューは不可欠

マーケティングの仕事は案件ごとの一品モノになりがち。そこで思考停止せず工夫を重ね共通項を見つけ出し標準化しメニュー化していく。まだまだやれることは多そうです。わかりにくいものは広がりにくい。だからわかりやすくすることは大切な課題の一つです。仕様によって価格も納期も変わるのは当たり前。過去の実績を整理分類しそこから型を作りざっくりとした予算感や納期を把握できるようメニューを作る。ベースとなるメニューとトッピングに分けてみる。そうすることでカスタムメイドから標準品を作る努力が足りなかったと感じています。仕組み化できなければ売れる人にしか売れない状況は打破できない。

ニーズに合わせメニューを改善する

メニュー化したら営業や宣伝をして反応を観察する。その反応をもとにメニューをニーズに合わせて改善していく。その積み重ねが売れる仕組みに磨きをかけます。ヒアリングしなければ何も提示できない。それではビジネスは広がらない。リピートと口コミ、そしてスーパー営業マンに頼る脆弱な状態から抜け出すことはできません。そこから抜け出すためにメニューを充実させようと思います。まだまだ抜け・漏れが多いのです。これまでの多くの案件を紐解き、ニーズの高いものからひとつづつ型を作りメニュー化していく。裏メニューもいいけど、それだけのお店だと一元さんには敷居が高く、なかなか成長することはできません。この課題は小さな生産財メーカーにも通じます。カスタムに強みを持つメーカーはとても多く好きだけど、しくみ化・メニュー化が進まず、そのため良い技術を持っていてもなかなかビジネスが広がらない。やはり標準化のノウハウを身に着けることは自分自身のためにもなるし、即クライアントへの提案にも使えることに気が付いたのです。

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