仕事はつながっている | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2019年4月12日金曜日

仕事はつながっている

おはようございます。
時間の読めない仕事に取り組んでいます。経験不足のテーマなのです。プロジェクトを前に進めるには不可欠な課題。そして、クライアントにとっても避けることのできないこと。


普通の案件とは真逆のケースです。多くの案件ではWebサイトが力不足のケースが多いのですが、この案件では営業に問題があるのです。通常は以下のようなケースがほとんど。

生産財企業では多くのWeb担当者は兼務で本業は営業や技術、場合によっては社長ということもあります。本業の片手間にWebサイトの運営もしているのです。だから、ついついWebのことは後回しになる。やらなくても当面困らないことは後回しになりがち。というよりも営業・製造現場が最優先。正直、Webサイトは後回しというのが担当者の本音だったりします。コンテンツマーケティングがいつまでも進まない理由はそうしたところにあります。(製造業のWebマーケティング:2019年4月5日より引用)

しかし、このケースではコンテンツマーケティングとリスティングによってCVは増え続けています。Webは順調なのです。ボトルネックは営業。問い合わせフォロー率が低いのです。そして、契約後のフォローアップやサポート、そして、次のセールスへの有効な手立ても個々の営業の頑張りに依存している状態。せっかくWebマーケティングによって引き合いを増やしても営業フォローがシステマチックにできなくては、”ざるで水を掬う”ようなもの。契約に至っても会員名簿が不正確だとリピートもアップセルも上手くいきません。Webサイトの役割は送客が中心。接客は営業が主に担うのです。仕事はつながっているから、どこかに問題を抱えていたら結果につながらない。だから何とか改善したいのです。自分の持ち場(Webマーケティング)を守りつつ、ボトルネックの解消に少しでも貢献したい。だから首を突っ込み、慣れないことに挑戦しています。やはり、成果を上げるためにはWebサイトだけでは限界があるのです。今は営業がボトルネックになっているのです。2018年からの議事録を読み返すとその多くが会員名簿の活用とお問い合わせのフォロー率の改善に割かれていました。Webマーケティングの議題は完全にわき役の状況。Webが良くなり、引き合いが増えたことで、営業の課題が浮き彫りになったのです。営業フォローが充実すれば次の課題が浮き彫りになると思っています。やはり仕事はつながっています。

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