対処療法的な運営を続けない | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2019年4月22日月曜日

対処療法的な運営を続けない

おはようございます。
外部サイトはコントロールできないから定期的にチェックしないとリンク切れになります。簡単な理屈だけど、できないことの典型。マイナスを食い止めるだけだから、めんどくさく感じがち。


Web診断でリンク切れを見つけることがよくあります。リンク切れを起こしにくくするだけで運営の手間は大きく軽減されます。シンプルで分かりやすく、修正や追加のしやすいサイト。そのうえで頻繁に更新しても迷路になりにくい作り方。アドレスは基本変えない。そして、変える場合はリダイレクト設定をする。そして、外部サイトへのリンクは本当に価値のあるもの以外使わない。他社の作ったWebサイトの運営支援をするとそうした配慮に欠けるものがあり、更新の際、工数が増えてしまいがち。ひどいケースだとヘッダーやフッターをページごとに作っている・・・。いまはあまり見なくなったけど・・・ユーザーにとって価値の薄いリンク集も本当に好きになれません。サイト構造が悪いと運営しずらくパフォーマンスはなかなか上がりません。上手くいっていないサイトだと不具合の修正や手直しにばかり時間を取られ、コンテンツ作りや新しい仕掛けづくりに時間を割く余裕がないなんてことにもなりがち。これでは時間とともに差がつくばかりです。情報の整理整頓ができていないのが根本原因のことがほとんど。頭の中が整理できないまま対処療法的な運営を続けこんがらがっていく・・・そんな感じです。アイデア先行で思いついたことを実践するのはいいけど、時には立ち止まり整理整頓しなければ効率も悪くなります。結果として運営効率が上がり負担も少なく本来注力すべき前向きな施策に時間を使える。100年住宅じゃないけどWebサイトも長期運営を前提に作る必要があります。

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