”売り物”を変えるか、”売り方”を変える | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2019年7月22日月曜日

”売り物”を変えるか、”売り方”を変える

おはようございます。
売り上げが伸びないときは”売り物”を変えるか、”売り方”を変える。どちらも変えずに営業の量を増やしても効率が悪くなるだけ。長くWebサイトを観察を続けると、そんな当たり前のことを実践していたかどうかが、はっきりとわかります。


どちらも変えずにいても状況は好転しません。ましてや変化を誰かに期待していては存在価値は小さくなるばかりです。生産財メーカーの中には営業がいない会社もあります。販売を商社に任せ製造に特化するスタイルの企業が多く存在します。しかし、すべてを任せきるのはリスクが大きくお勧めできません。市場の評価を直接聞かなければ、打ち手はズレていくからです。だから、間接的ではなくダイレクトに市場の声に耳を傾けるためにWebマーケティングに取り組むことをお勧めしています。特に中小生産財メーカーでは営業不足が深刻です。そのなかで効率よく問い合わせを集め市場の声を聴くためにWebサイトは役立ちます。Webサイトで情報発信し、その反応を観察し製品開発や営業活動に生かしていく。しかし、現実にはあちこちでWebサイトが埃をかぶり放置されています。そして、思い出したように中身を変えずデザインだけ一新したリニューアルが行われる。そうしたサイトで繰り返される”休暇のお知らせ”を見るたびに感じるむなしさ。”売り物”を変えるか、”売り方”を変える。そこから逃げて小手先にテクニックに走っても結果は変わらない。小さな生産財メーカーのWebサイトを長く見続けていて強く感じている危機感です。

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