ノリと思い込みで学ぶ機会を捨てている | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2019年12月18日水曜日

ノリと思い込みで学ぶ機会を捨てている

おはようございます。
過去の取り組みから確実なデータを得て行うリニューアルに失敗はありません。しかし、多くのリニューアルはノリと思い込みでしてしまう。本当にリスクが高く過去の経験から学ぶ機会を捨てている会社が多くあります。


補助金を使って行うリニューアルはその典型。成果を上げるためのリニューアルのはずが、補助金を使うことが目的になってしまいがち。大きな予算がかかるのに、成果が上がる裏付けなしに進めてしまう。経験を教訓にすることなく成長の機会を失う。そして、同じことを数年に一度繰り返す。そうしないために仮説をもって小さなテストを繰り返し確実な成功パターンを見つけて必要ならばリニューアルすればいいのです。Web集客のよさは宣伝しながらそうしたテストを繰り返せること。言い古されたことですが、生産財業界では徹底できている現場がまだまだ少ないように思います。宣伝して終わりのキャンペーンと、仮説検証を兼ねて行うキャンペーンでは積み重ねるたびに大きな差がつきます。一つ一つは地味ですが、基本の繰り返しを大切にしたいと思います。小さなテストの繰り返しが飛躍の条件のひとつではないでしょうか。モノづくりの開発現場と似ているような気がします。

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