おはようございます。
アクセス解析のデータを正しく活用するには統計の素養が必要ですね。といっても高度な知識がなければ解析できないわけではありません。
信頼性のある母集団であることや適切なデータ量の判断と仮説があればいいのです。しかし、実際にはそれが徹底できていないと感じることがあります。生産財メーカーのホームページでは1か月の訪問件数が1,000件に満たないこともあります。そうするとトップページのPVでさえ月に500程度だったりします。会社概要のページや製品ページはもっとアクセスが少ないのです。ページ改善をしても検証に必要なデータを溜めるには前後合わせて2年分あってもデータ量に不安が残るケースがざらにある。その間、データにノイズが混ざらないよう手を加えないことができる保証はありません。長期間のデータには経済情勢の変化も加わり正しい検証がますます困難になることも忘れてはなりません。こうした不確かなデータでは検証できないのです。そうしたことを理解し実践に活かせなければ、ノリと感覚がいつまでも幅を利かせ、PDCAは回せません。なるべく短期間に良質なデータを確保する。そのために集客力のあるサイトに育てることが不可欠。生産財メーカーにも月10万件以上の訪問数があるサイトだってあるのです。そうしたサイトはアクセスの少ないサイトに比べPDCAの精度もスピードも圧倒的だから成長も加速する。ホームページは見てもらわなければ磨かれません。
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